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東京大丸、謎オバーさんとの会話

「ハンドメイド作家を目指す⑥」
2004年のある日。今から20年前。干支は甲申。
平日午後の閑散とした百貨店フロアで、
湯婆婆のような指輪をはめた「謎老婆」に「引き寄せ」談を語られた件


0.老婆登場

平日雨の夕方、ほぼお客様ゼロ。販売員しか居ない時間帯。
八重洲側からJR側に続く通路を歩いてきた一人の老婆。
老婦人というより、老婆です。
洗練されたハイソ感漂う雰囲気でもなく、三越帰りでもない、
一般人とは異なる少々奇異な雰囲気の老婆で
小さいリュックを背に、右手には傘。
彼女の服装からは明らかにうちのブランドの客層には当てはまらないので
そのまま素通りするだろうと思っていたら、
老婆は立ち止まりました。

「そんなぼーっと立ってたら、お客さん何も買ってくれやしないよ」
そう言われても、客なんて誰もいない。
「もっと覇気のある明るい笑顔で立ってないとお客さん寄ってこないよ」
いや、誰もいないのに笑顔で立ってたらホラー。なんて思ってました。

そこから、彼女の自分語り&自慢?ステージ開演。
お客様もゼロ、他のスタッフも休憩中で不在だし、
私は暫し、彼女の話を聞いていました。

1.老婆の語り

話が出来そうなら誰でもよかったのか、
扱うブランドがフレンチ大人可愛い系だったので
私には話しかけやすかったのか、
あまりにも私が無気力に
魂が抜けたように立っていたからかもしれません。
彼女の話を一言でまとめると「引き寄せ談」でした。

話の途中でリュックからゴージャスな毛皮を引っ張り出して、
見せてくれたのですが、
そんな小さいリュックにどうやってその毛皮入ってたのか!?
異次元ポケット?か、と
突然の毛皮出現にびっくりしました。

まずはその毛皮の入手経緯から始まり、
次は、「ゆばーば」のような
全部の指にはめた石ころのようなデカい宝石たちを見せられ、
その曰く有り気な宝石たちとの出会いやら、
同じく曰く有り気不動産売買の話とか、そしてまとめ。
「願望や希望はずっと思い続けていたら必ず手に入るし実現する、
私はこうして手に入れてきた!
だからあなたもこうしたいと思うことは諦めずにずっと思い続けなさい」

言いたいことだけ言うと気が済んだのか、老婆は去りました。
当然、何も買わず。
この件のことはずっと忘れていた気がするのも、なんだか妙です。

2.引き寄せ


今でこそメジャーな「引き寄せ」だけど、
20年前は今ほどメジャーではなかったような気がします。
だから当時は、
老婆の話に素直に「へえー」なんて思いました。

そういえば、
遡ってさらにその数年前,逗子又は葉山ドライブ中、
(当時は黄色い車ではない)
たまたま立ち寄ったピアノのあるカフェの
オーナー老婦人も、同じようなことを語っていました。
こちらは非常に品のある方でした。
「このお店を作ったとき、何度か諦めかけたけど、
いろいろな偶然やご縁が重なって開店できるようになった、
諦めずにずっと願い続けているといつか必ず叶います」

店名はもう覚えていないし、
数年後そこを通ったら、お店は影も形も無くなっていたような。
単に場所をうろ覚えだっただけかもしれません。

老婆の話を聞きながら
あの人と同じようなことを言ってるな、と思った記憶があります。
まあ、今考えても
百貨店販売員に「引き寄せ談」をいきなり話す老婆というのは、
稀かもしれません。
改めて思い出すと、彼女よりもあの「リュック」が謎です。

どう考えてもあのデカい毛皮が入るとは思えない。
それに冬ではなかったし、
なぜあんな毛皮を持ち歩いてるのか。
あの指輪の宝石たちも総額いくらなのか、、、
謎は深まるばかりです。

BGMに ↓


確認のために
「引き寄せ」がこんなにメジャーになったのはいつ頃からかを
「CHATGPT」に質問してみました。
以下、回答。

「引き寄せの法則(Law of Attraction)」という概念は、2000年代に広く知られるようになりましたが、その起源はもっと古いものです。この概念の基礎となる考え方は、19世紀末から20世紀初頭にかけての「ニューソート運動(New Thought Movement)」に遡ります。

ニューソート運動は、精神の力やポジティブな思考が現実を変えることができるとする思想で、この中で「引き寄せの法則」が発展しました。具体的な言及としては、1906年に出版されたウィリアム・ウォーカー・アトキンソンの著書『Thought Vibration or the Law of Attraction in the Thought World』があります。

2006年には、ロンダ・バーンの映画および書籍『ザ・シークレット(The Secret)』が発表され、この法則が世界的に有名になりました。この作品では、ポジティブな思考や感情が現実に影響を与えるとされ、自己啓発の分野で大きな影響を与えました。

したがって、「引き寄せの法則」は2000年代に広く普及しましたが、その思想自体はもっと以前から存在していました。

CHATGPT

ほー、そうなんだ。
「ザ・シークレット」という映画のことは全く知りませんでしたが、
2006年ごろから、普及したようです。
私が具体的に「ひきよせ」と出会うのは
老婆と出会ってから12年後の2016年、
パム・グラウトの「こうして、思考は現実になる」(2014年初版)
という本を購入した時です。

改めて過去の出来事パーツを振り返ると結構面白いです。
例えば、もし自分の人生も「ブラッシュアップライフ」だと仮定したら、
今は何回目なのか?とか考えてみるとか。

3.出力!OUTPUT

ところで、以前読んだ茂木健一郎さんの「脳を活かす仕事術」という本で、
「脳を活かす仕事術」とは「脳の出力と入力のサイクルを回す」ことで
「感覚系:考える」+「運動系:行動する」で一つのサイクルなのだけど、
この2つは脳内では直接繋がっていないので
自分の意思で繋ぐ必要があり、(バランスが崩れるから)
バランスをとるために
出力「言葉に書いたり、話したり」すると良い、
と書いてありました。

言葉にするにしても誰かれ構わず、話すわけにもいかないし、
まさに「note」に書くことは丁度いい「出力」になります。
情報過多で頭の中がぐちゃぐちゃになった時、
「ノートや紙に書きだすと良い」という解決方法がありますが、
まさにこういう理由なのですね。

実際に、とりあえず書きたいことをどんどん書くことで
脳のサイクルを回すと、
今回のように、ずっと忘れていた出来事を思い出したりできます。

意外と、そういう思い出したことがきっかけで、
何か次に繋がったりすることは、
「セレンディピティ」なのかもしれないです。
「セレンディピティ」このワードも
茂木健一郎さんの「脳を活かす仕事術」に出てきます。
この本で初めて知りました。

セレンディピティ 「偶然の幸福に出会う力」があること

茂木健一郎さんの「脳を活かす仕事術」

セレンディピティ英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること[1]。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%94%E3%83%86%E3%82%A3

4.おまけ:映画「THE SECRET」

さきほど、チャットGPTの回答に出てきた映画のタイトルです。
検索したら動画があったので、早速視聴しました。

見てびっくりです。かなり、びっくりしました。
このタイミングでこの映画に出会ったことが
もう或る意味、私への「答え」なんじゃないのか、と思いました。

パムの本を読んだときはまだちゃんとは
理解できていなかったようです。
今日のこの映画は、なんというか
しっくりきました。

もういいんだ、
毎日、幸福で楽しく活き活きワクワクして
生きていていいんだ、と
改めてというより、新たに認識しました。
いつも何かに苦しんで、
我慢して辛い悲しい思いをしながら
どうしてこうなるの??なんて泣きながら
生き続ける必要なんて、全く無くて
いつも笑顔で満ち足りた気持ちで
明るい時間を過ごしてOK!

「君のまちがいはいつもおびえるココロ」
「見えない明日は来なくていい」

小田 和正「悲しいくらい」歌詞より

見えない不安に怯えなくても全然大丈夫!!と
まっすぐに思えました。
なぜならば、自分が見る明日を自分で作るから、です。

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この映画のことは全く知らなかったので、
チャットGPTに感謝です。

今はココロが非常に素直に「まっすぐ」になっているので、
まずは実践してみよう、と思いました。
この「note」を書かなかったら、
チャットGPTにあの質問もしていないし、
この映画のことも知らないままでした。

東京大丸ゆばーばとの記憶はこの映画に出会うためのトリガー?
何十年規模やねん、、
と、何でも都合よく受け止めておきます!( ̄▽ ̄)

出口は遠いかも

またまた話がどんどんそれていきましたが、
最後までお読みいただきありがとうございました!!

またねー!


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