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ラノベ感想「落ちこぼれから始める白銀の英雄譚 1」

今こそ叫べ! クロス・モーフィング!!
と、思わず叫びたくなるほど熱いヒーローもので大満足でした。

カバーだけ見て闘気を纏う系なのかと思ってたので表紙をめくってびっくり! ガチの変身ヒーローで期待が高まりました。

変身や必殺技のシークエンスが後期の平成ライダーっぽくていいです。
武器や用語のネーミングセンスが絶妙にあれなのもぽくて好きです。
爆発シーンはナパームの炎が見える! 頭に浮かぶ映像がアニメより特撮の画角で再生されました。

街に突然現れたボーツにレイとフレイアが同時変身する場面が熱かったです。
キャラクターの動きも特撮の俳優さんが「特撮の演技だと駆け付けてきて止まるときにグッと肩を入れる」みたいな特撮独特の演技を語っておられましたがそんな感じで見えました。

スレイプニルと契約したレイに対してのキースの「所詮は初陣!」には「すまんな初登場補正があるんだわ」と思ってしまいました。

父を見捨てた世界を怨みながら自分を犠牲にしてもその世界を守ろうとするレイと、細かいことは考えず目に見え手の届く範囲の全てを救おうとするフレイアという正反対のヒーロー像を持つ二人が主人公なのが良かったです。
レイが仮面ライダーでフレイアが戦隊レッドみたいなイメージでした。

レイが偽魔装の時は鈍色でスレイプニルと契約した後は白銀になるのは変身シーンと合わせてめちゃめちゃ熱かったです。

ボス戦の場所が採石場なのも流石でした。
スーパーアリーナや外郭放水路の登場も期待しています。

特撮愛に溢れた作品でとても楽しませていただきました!
次巻も楽しみにしています。

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