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死ぬまでに観たい映画1001本#1   ~月世界旅行~

どうも!TJです!

このブログは、死ぬまでに観たい映画1001本に載っている映画を一本ずつレビューしていき、最終的に1001本全部レビューしていくというものです。3日に1回ほど更新出来たらいいなと思っております。

記念すべき第1作目は、「月世界旅行」です!

一言で例えるなら、「映画への挑戦状」です!

「月世界旅行」1902年 監督 ジョルジュ・メリエス フランス

個人的評価 星4

月世界旅行

この作品が出来る以前の映画は、日常の風景を描写した映画が多かったんですよね。汽車が発車する映画であったり、トランプを楽しんでいる映画であったり。他にもファンタジー要素を含んだ映画はあったのですが、3分ほど。「月世界旅行」は14分ほどあった気がします。

そんななか、ジョルジュ・メリエス監督は舞台俳優と手品師という異色の経歴を持っていて、手品師らしいトリックを撮影の中で使っていきました。完全にストーリーをもったファンタジーを映画の中で手掛けていったんですよね。トリックをふんだんに使った14分の映画は、当時かなり革命的でした。

上の写真にも載っている、人面月にロケットが衝突していくシーンを見た時、衝撃が走りました。

「なんてオシャレなんだ!」

この映画は全体的にオシャレです。冒頭のシーンにある、変な服を着た教授たちが会議を開いているシーンなんて見た時に美しいと思いましたね。今観ても新しさを感じることが出来ます。本当に無駄なシーンがないんです!

ひとつひとつの映像が魅力的に描かれていて、写真として見てもほれぼれしてしまいます。

1902年、この映画を観た人たちは撮影技術の凄さに驚いたことでしょう。本当に月に行って撮影したんじゃないかと考えていた人もいたと思いますよ。汽車がスクリーン上に出ただけで、当時の人はパニックになっていましたからね。

他にもジョルジュ・メリエスの作品を見てみると、巧妙なトリックが使われていて面白いですよ。今著作権切れになっていて、YOUTUBEにて気軽に観れるので探してみるといいかも。

様々な表現技法を駆使した本作品、こんな時代にこんな映像が何故撮れるんだろう、そんなことを考えながら映画を観るのもとても楽しいですよ。是非一度ご覧になってください。

それでは皆さん、さよなら、さよなら、さよなら。




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