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『ある男』(感想)。

2023年1月5日(木)

新宿ピカデリーで、『ある男』。

ミステリーだが、単なる謎解きにあらず。幸せとは?  生きることとは?  繋がりとは?  名前とは?  差別とは?  恐怖とは?  人間の本質とは?  といった様々なことを、いかにもじゃない形で突きつけてくる。

ひとつひとつの描写が細やか。こうと断定するのではなく、観る者に想像させる余白があるのがいい。

安藤サクラさんは、やはりとてもいいですね。脇ではカトウシンスケさんの存在が光る。

原作を読みたくなった。


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