見出し画像

人気韓国ドラマ〝梨泰院クラス“はグッとくる名セリフがいっぱい

一部ネタバレあり

主人公パク・セロイは信念を持ち不器用なまでに真っ直ぐ生きる青年。その信念が正しいことであるにも関わらず不遇な状況へ度々追い込まれるものの、揺るがぬ強い心で信念を貫きながら、長い年月をかけて成功・幸せを手に入れていくストーリーです。

主演のパク・ソジュンさん。本当にハマり役で芯の強さ、懐の大きさ、秘めた情熱を持つセロイを魅力的に演じておられました!

画像1

毎エピソードにグッとくるセリフがあるので、とても書ききれないのですが、その中でも特に、特に、グッときたセリフをご紹介します。


チャン家への復讐を成し遂げた後どうなりたいのかと問われたセロイが語った言葉。

僕が欲しいのは自由です。誰も僕や僕の仲間を傷つけることができないように、自分の言葉や行動に重み、力が欲しい。どんな不当や、誰であっても振り回されることのない、自分の人生の主体が自分であることが当たり前の、信念に対価がない、そんな人生を生きたいです。」

悲しいかな経済力や力が伴わなければ信念を貫くのは難しい。社会を生きる上で、信念を持って行動することには対価が要るということをこのドラマでは語っているように思います。

「自分の人生の主体が自分であることが当たり前の、信念に対価がない」という言い回しは深みのあるグッとくるセリフでした。

セロイの言う自由はそう言うことなんですね。


投資をかけた料理対決番組。料理長のヒョニが世間にトランスジェンダーだと知られ本番前に動揺。「この対決で自分を証明する」と言ったヒョニへセロイがかけた言葉。

「お前は俺が知りうる人の中で一番勇敢なやつだ。誰がなんといおうと一番勇敢で綺麗な女性なんだ。

お前がお前であることを誰にも証明しなくていい。お前であることに他人を納得させなくていい」

んんーーっ!!!涙 本当になんて出来た人なんだろう。この世の中では、マイノリティであるというだけで、いわれもない非難を浴びることがあります。自分らしく生きるのに他人の理解は不要。本当にその通りだと思いました。

自分の価値を勝手に決めつける他人や、共感できない論理の納得を強要してくるあらゆるものに対して、常に忘れたくない、自分が自分の主体で人生の主役だと言うことをガツンと思い知らせてくれる一言です!


人生は素晴らしいけど時に苦いです。

世界中に蔓延する不条理や息苦しさ、でもそこに立ち向かっていく主人公の強さ に励まされ、癒され、爽快感を覚えるこのドラマ。

セロイの言葉は グッと胸に刺さり、そしてスカッとして明日からまたがんばろう!そんな気持ちにさせてくれます。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?