じゅんき

男性看護師です。 日々思ったことを記録していきます。 映画🎬バドミントン🏸ゲーム🎮が…

じゅんき

男性看護師です。 日々思ったことを記録していきます。 映画🎬バドミントン🏸ゲーム🎮が好きです。 人に紹介したい映画についても書いていきます!

最近の記事

  • 固定された記事

BLUE GIANT

映画を観てきました。 映画から凄い熱を感じました。 是非多くの方に見て欲しいと思います。 この映画で自分が特に凄いと思ったのは、演奏中の音と演出です。 そしてもう一つ、それぞれのメンバーが抱える苦悩を丁寧に描いている所です。見ているこちらが苦しくなる様なシーンも多くあります。 ここからはあらすじと、感じた事を書いていこうと思います。 ネタバレを多く含みますのでご了承下さい。 1.あらすじ 幼い頃にJAZZバンドの演奏を観て、その演奏に魅了された宮本大は、一人河原で

    • Connecting the dots

      自分は今不登校の子供達と関わる機会を持たせて貰っている。 その仕事をし始める時、介入するからには成果を出さないといけないと焦っている自分がいた。 そして、今はその成果はその子供の事を考えているか、自分の為に変わってほしいと思っているのか、そのどちらなのかを、自分をじっと観察し問い続けなければならないと思っている。 子供達に出来ることはとても些細な事で、小さな点をおく事だと思っている。 長い時間をかけて点を置き続けて、それが線になった時に初めて人は大きく変われるのだと思

      • 『モモ』 著者ミヒャエル•エンデ

        この物語を手に取ったのは色々なジャンルの本をわかりやすく要約して、その人なりの解釈を載せてくれる、お気に入りのYouTubeチャンネルで紹介されていたからだ。 児童文学に分類される本ではあるが、その内容は今の社会の時間に関しての在り方について強く問いかける本だった。 時間とはそもそも何だろう。 これが分かったらノーベル賞だよ!と中学生の頃友達に言われた事を思い出した。 当時の自分は、時間なんて簡単だよ。今も過ぎてるこの1秒1秒のことだよ。と思ったけど、それだけで時間と

        • 幸か不幸かで判断するのはやめる

          最近オススメして貰った「自虐の詩」という本があるのですが、読み終えて頭をかち割られるかの様な衝撃を受けました。 一見すると悲痛な現実を面白おかしく4コマで描くギャグ漫画なのですが、終盤に近づくにつれてギャグだと思っていた部分に深い意図を感じたり、ただのギャグ漫画という一言では言い表せない味わいを感じます。 作中の終盤にに主人公の言葉で「この人生を幸や不幸ではかりません。人生にはただ意味があるだけです。ただ人生の厳粛な意味を噛み締めていけばいい。」という言葉があります。

        • 固定された記事

          どんな出来事からも良い要素を受け取る事が出来る

          つい先日、大きな理不尽を受けた。 概要としては、手術をする事が決まっていた患者が、手術直前に喘息を持っていると初めて話したため手術が急遽中止になり、その過程に巻き込まれ主治医より罵倒をされたというものだ。 その時を振り返ると、まず自分は罵倒された事に萎縮し強い不安を覚えた。そしてその後、理不尽な言葉や態度に対して怒りが湧いた。 そのまま悲しみと怒りに囚われて、その医師を避けたり、この経験をトラウマにしても良いのだが、今まで読んだ本や学んだ経験がそれを許さなかった。 そ

          どんな出来事からも良い要素を受け取る事が出来る

          人生の授業 〜奴隷の哲学者エピクテトス〜 その①

          アドラー心理学などを面白いなと感じて、哲学にも興味があったのですが、実際に何から手をつけて良いのかわかりませんでした。 そんな時この本を紹介しているyoutubeの動画を観ました。有名なローマ皇帝マルクス•アウレリウス(名前しか知らないのですが,,,,,,笑)の生きる指針となっていたという話を聞いて是非読んでみたいと思いました。 本書ではテーマの一つとして以下のように書かれていました。 自由に至る唯一の道は「我々次第でないもの」を軽くみることである さて、我々次第とは

          人生の授業 〜奴隷の哲学者エピクテトス〜 その①

          転職して初めて迎える4月

          転職をしてそろそろ1年を迎えそうです。 おかげさまで職場の人間関係にも、仕事内容にも慣れてある程度自分で判断して動くことができるようになりました。 けれど、あれ? 転職して何がしたかったんだっけ、と思う事があります。 きっと劇的な変化を期待していたのでしょう笑 転職する前は、転職をしたら自分の人生がより良いものになると信じて疑いませんでした。 思い返すと、今まで何かに期待をする事は少ない人生だった様に思います。 それが初めて流されて決めたのではなく自分の意志で転職

          転職して初めて迎える4月

          腰が抜けるほど驚いた夜勤

          医療の現場で働いていると、色々な場面に遭遇する事があります。 そんな沢山の出来事の中にはビックリする様な事や、くすっと笑ってしまいそうになる事まで様々。 今回はそんな中で自分が印象に残った事を書きたいと思います。 もちろん書くのは出来事だけで個人が特定できる様な情報は記載しません。 腰を抜かすほど驚いた夜勤 ある日の夜勤の事です。 いつもの様に業務を行っていました。 その日は忙しいながらも仕事自体は滞りなく進んでいました。 そんな中でナースコールがなります。

          腰が抜けるほど驚いた夜勤

          全ては擬似安定

          前に読んだ本でとても深く刺さった言葉があります。 「人生に目的地なんてありはしない。ただあるのは、探究して探究して探究する日々だけだ。」 みなさんはこの言葉を聞いたらどう思いますか? 自分は凄く腑に落ちました。 皆さんも今までいろんなものを手に入れるために努力をしてきたと思います。 もちろん自分もそうです。 それ自体はなにも悪いことでは無いし、人生を前に進めるための活力になります。 ただ、ここで勘違いしてしまいがちなのは、望むものが手に入れば人生はバラ色に輝き出す

          全ては擬似安定

          引きこもりから脱出できた理由

          どうして引きこもりだった自分が、今社会人として自立できているのか。 自分が頑張ったのはもちろんだけど、最近はどうもそれだけじゃないような気がします。 引きこもりをしていた時の、父親の自分への関心の向け方が適切だったのではないかと思います。 学校に行けなくなって、母親はすごく心配をしていました。けれど、それをあまり表に出さないように努力していました。 それでも隠そうとしてるのも含めて、伝わってきましたが(笑) 父親の態度は一貫していました。 そもそも父はとても温和で

          引きこもりから脱出できた理由

          前へ。

          どうしてもやりたいと思える事が見つかった。 その仕事に応募したけれど結果は不採用。 そっか・・・。 結構、強い思いを持っていただけにショックだ。 けれど、少し見方を変えれば、ここまで強くなりたいと思えるものに、今まで出会えた事が無かった。 そういった意味では、方向性を見つけられただけでも前進だと思う。 その仕事の存在を知った時、すごい心が高鳴った。 絶対なりたいと思った。 その思いだけを胸に応募したけれど、やっぱり簡単にはいかないみたいだ。 自分の思いは十分

          辛い思いをしながら働いている人があまりにも多い。

          周りを見ていても辛い思いをしながら働いている人があまりにも多いと思う。 自分が働いていた看護の現場でも、その部署で求められるものと強みがマッチしている人は良いが、そこが苦手分野の人にとってその職場はとても辛い。 たまたま、配属された部署に特徴が合わなかったと言うだけで、成功体験を積む事が出来ずに自尊感情を傷つけられるからだ。 本当は看護の現場でも、特徴に合わせて役割分担ができればいいと思う。 マルチタスクをこなし、自分が部署内で貢献できている事に価値を覚える人は多重課

          辛い思いをしながら働いている人があまりにも多い。

          いつかきっと看護師をやめる。

          尊敬する先輩同期と、よく先輩の家で一緒に飲んだ。 本当に尊敬する人達だ。 仕事に対する向き合い方、スタッフへの向き合い方、2人ともタイプは違うけれど本当に自分にとっては眩しく見えた。 そんな人達と話しをすると、いつも仕事の話になる。 それぞれの看護観について話をするのだ。 そして、いつもやってくる。 自分が何も喋れない時間が。 2人の理想の看護ではいつも患者が主体だ。 そこに繋げるために何が出来るかを考えている。 そして、自分に話が振られた時に言う事はいつも

          いつかきっと看護師をやめる。

          看護師がうまく出来なくても大丈夫

          看護師という職種は主語を患者さんにおく事が求められます。 しかし、自分はどうすれば同じ職場のスタッフが働きやすいかを、重視して考える傾向にありました。 それでは駄目だと思い、患者さんを中心に物事を考える様に努力をしましたが、無理に関心を向けようとしても上手くいきませんでした。 看護師としての当たり前が出来ない自分に、何度も落胆をしました。 しかし、新人指導を行う立場になった時、自分のその傾向が役立ちました。 それぞれの新人の得意不得意を観察して、得意な部分を伸ばせる

          看護師がうまく出来なくても大丈夫

          不登校から看護師へ、そして今

          不登校となり自分が何をしたいのか分からず悩み葛藤した経験があります。 そこから心の底で、何がしたいか分からない人、頑張りたいけど頑張れない人、人生に向き合おうと努力しているのに報われない人、そんな人達の背中を押して人生を前進させる手伝いがしたいと思っていました。 しかし、その思いとは裏腹に高校中退というハンデを無くすため、強い資格、安定した職業という理由で看護師を目指しました。 働いていればきっと、そのうち看護の中でやりたい事が見つかるだろうと淡い期待を抱いていました。

          不登校から看護師へ、そして今

          苦手な人の克服の仕方

          職場でどうにも、慣れない人がいる。 ハッキリ言って苦手だ。 その人は、仕事で必要な話をしていても、こちらを一切向かない。 パソコンから目を離さずに 「はーい、はーい。」 と返事をする。 返事をしてくれだけいいのだが、なんかモヤッとする。笑  モヤッとする事は他にもある。 その人が仕切りをする日、明らかに自分が他のスタッフと比べて忙しくしているのに、手の空いているスタッフではなく、自分に仕事を振ってきたことだ。 理由としては、今日の自分のペアが家の都合で帰ることにな

          苦手な人の克服の仕方