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視座が高まるきっかけ~育休を思い返す

下の子は、2017年8月25日生まれ。4年前の2017年10月25日、初めてのぷちガチ育休MBA(現在の子連れMBA)運営会議@zoom(→でも実際は会場が近かったので対面で参加)上の子の時は、無職状態だったので産休育休はなく、下の子が初の育休、生後2ヶ月から参加できるよ~というお知らせをもらって、赤ちゃん連れで勉強できるのっていいなーという軽い気持ちでワクワクドキドキして参加しました。

地域企業と育休ママと身近な社会課題が重なる

参加したのは初の試みだった「株式会社山田製油×ぷちでガチ!育休MBA in Action」食品関連の地域企業と共に、経営者からの学び、その会社の課題でもあり私たちの課題としてもとらえることのできる課題の解決に取り組むプロジェクト。私はタイミング的に途中からの参加だったんですが気づき学びが半端なかったかなりイノベーティブな内容だったなと思います。

※「育休ママ」と表現していますが最近ではパパも増えてきたのはうれしい傾向です。

まずは参加するメンバーの多様性もすごい!普段は知り合えない同士、終了時に「ママの青春」って表現されていたメンバーもいたように、まさにたった半年ちょっとの集中した活動だったけど、そのつながりが今も生きています。

https://www.makuake.com/project/ikukyu-mba/

私も学生時代から地域コミュニティとかボランティアとか人間臭いところに関心が高く、寂しがり屋なのもあるのかコミュニティ好き。出産して育児をするという経験でそんな目線も一層強くなる。ただ、それを、自分で立ち上げるまでの思いきりはないので巻き込まれてうれしいタイプ。そんな私にもぴったりでした。

コレクティブインパクト?!になったみたい

これが2017年の参加だったのですが、その後の私自身の軸を太くする体験にもつながったんです。そう、まさにオープンイノベーションであり、単なるコラボや協働以上の、コレクティブインパクト的な取り組み。

育休中のママというのは集まるきっかけ、一人一人がそれぞれの強みを持っていて、途中経過を関わっている中で補強し合い、チャットを使いこなしコミュニケーションを重ね、企業の課題でもあり自分たちの課題でもある共通する課題に向かい合って成果を出していくことができる取組って、今後もさらに会社や社会の活動で応用できるんじゃないかと思います。

一歩踏み出して視野を広げてみる

育児で目線が変わるのは一つのきっかけ、それぞれのライフステージで見ている世界は変わりますよね。そんな半強制的な経験はとっても貴重で強烈なきっかけ。それがなくても、想像力を働かせる体験を重ねて関わる世界をあえて広げていくことができていけば、もっとオープンイノベーション的な取り組みも広がるのかもとは思います。でも、目の前のことで精いっぱいな中で難しいのも事実。

自分自身の関わり方に制限がある中、状況はそれぞれとはいえ、子どもがまだ小さいという共通点でつながって取り組める、この安心感でつながって学び合うのが子連れMBA(当時のぷちガチ育休MBA)でした。そして学びながらの活動でつながってみると、育休という共通点がありながらも、それぞれの持ち味が活かされて活動していく、そして、地域の企業や社会と関わっていくことで、自分にとっても未来にとっても肯定的にとらえられて受け入れる範囲が広がる・・・なんかうまく表現できないのですが、その体験から、想像力が働かせることができるようになり関わる世界を広げていけることになるのではと自分自身を振り返って思います。

受容力が高まっていく

ひとつの会社だけで閉じない、社会と関わっていく、そんなことを楽しめる仲間を作っていくきっかけとなる学び合う場が子連れMBAだなと思います。完全オンライン化したことで、また子連れの日に私自身が共感できたことで、育休復帰後にも面白いことに取り組みたくなる場となっています。

企業、社会、地域など様々なセクターが協働とかコラボは以前からよく言われていること、企業もボランティアや社会貢献活動のレベルにしか期待していない感覚を、期待できるかなというレベルに引き上げできたらなという思いの原点を改めて振り返ってみました。



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