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お話会レポート

お話会の前夜にこんなことがあった。
久しぶりに会った人との握手からの急なハグに「嫌だな、、」と思ったんだけど言えない。
もうひとりの人が近づいてきたとき、咄嗟に「無理!」と叫んだ。
相手のしょんぼりした気持ちを読み取って、悪いことしたような気がしてちょっとしんどい。
そのあと家に帰ってお風呂に入り一息つくと、ぷんぷん怒っている。
布団の中に入ってもさらに昂ぶってぷんぷん、ぷんぷん。
言えてよかったと思う一方で、まだ納得できなくて眠れなかった。

***

お話会でこのことを話したら、「もう一歩手前の気持ちを拾ってないよ」「他人が気になりだしたら自分に集中するんだよ。」って指摘を受けた。
おお。。ギクッ!!
もちろん言えて良かったんだけど、、最初のハグの時の気持ちは我慢したのだ。
怒りの原因は、一瞬の見逃し!!
まじで、、
あの一瞬か、、
あれで怒ってんのかぁ、、
正直に言うと、「キビシイなぁ~!」って思った!
だって、ほんまに3秒くらいの出来事で、それに反応せなあかんのか。

帰ってから、事件(注:犯人はワタシ。笑)に至るまでの出来事と感情、自分の選択を細かく、細かく見ていった。
自分が自分に聞いてほしかったことを、あらためて聞かせてもらう。
あのときどう思った?
どんな気持ちだった?
なんて言いたかった?
自分からの聞き書きをした。
ワード2ページ分のプチレポートができました。
結果、ハグに至るまでに、自分に質問できていなかったり、声を聞いているのに無視したり、流したりしていたことに気がつく。
アワアワ、ガクガク、、、
うわーーーー、いっぱいやっている!!
ここも、ここも、ここもやん!!!
改めて見ると、びっくり。

***

それじゃあ、なんでこうなったんやろうってまた自分に問う。
★相手が男性で、先輩だったから、断りにくかった。
懐かしいから会いたいなーって気持ちももちろんあったけれど、嫌だなーとか、イライラ・疲れを見逃し、我慢したのもほんとう。
★目上の男の人が怖い。
これは、わたしの兄は急にキレたり、怒鳴ったり、悲しい言葉を言うことがあったんだけれど、そのときの経験が関係していそうだ。
このひと、急に怖くなりそうだな、、、余計なこと言わんほうが良さそう。
「言わない」「がまんする」という守り方を選ぶのが癖になってるんやな。
焦ったとか、粘られてめんどくさくなった、お金出してもらえるんならいっか♪、細かいやらかしも出てきたけど、大きいのはここなんかなあって思う。

つまり男性の前での自分を信頼できていない。
男性を信頼できてないのではなく、自分を信頼できてない。
でも、やっぱり思ってること言いたいなあ。
「欲は実現できるもんが出てくる」ってべっきーさんも言ってた。
てことは努力、工夫すれば変わるんちゃうかな。
言えるようになるには、まずは自分の気持ちを自覚することや。
ノートを書き書き。
書いて言葉にすることが自分にとってすごく大事だ。
自分の内側に集中する練習。
一瞬に集中する練習。
古い設定を剥がして、新しい設定に更新するための地道なプログラミングだ。

あとは、いろんな言い方持ってると余裕を持てるかもと思った。
相手を悪者にする、被害者―加害者の枠にはまっちゃうと、それはそれで自分を縛りつける。
焦らず、ちょっとずつ研究しよう。
上手な人のまねっことかもやってみよう。
まねっこは、得意だ。
自分のからだを大切にあつかう人じゃないと触れて欲しくない。
ノート書いてたら、出てきた。
「他人にしてほしいことは、自分で自分にしてあげるといいよ。」とも言われた。
どんなふうに扱われたいか、たくさん訊ねてあげる。
聞き方を変えてみる。
これもいろんな工夫がいるんだな。
自分を大切にするって、何かと忙しい。
ほんと、他人の機嫌を取ってる暇なんてない。
そしてそれは、とても楽しい。
でも、常識とか、思い込みで、そこに集中させないようにしてる。
そのブレーキ装置も自分だから、自分で外す。
自分を縛ってるのは自分なんだよな。

あのときよりもマシ。
我慢すれば大丈夫。
こんなもんだ。
自分だけいい思いできない。
そういった前提に立つと、めっちゃたのしーい!ときめく!テンションあがる!ってところに手を伸ばすことを選びにくくなる。
べっきーさんのお話会に出ると、それがたいへんな損失だということを実感する。
だって、べっきーさんも、その周りの女性たちも、テンションあがる喜びを原動力に、いろんなことやってるのだ。
楽しくて、平和な生き方しようとしている。
みなさんそれぞれに工夫して、努力しながら。
そういうやり方できるんだ!!と、ほんとうに衝撃だった。
才能あるからできるんちゃうん。
わたしみたいな凡には手の届かない世界と違うんかな。
ほんとうは、手伸ばすのが怖かいだけ。

***

よく休み、嫌なことを止めると自分の選択が少しずつクリアになっていくのがわかる。
お話会には自分で作った布ナプキンを持て行きたいなと思っていた。
物を作ることにコンプレックスがあって、なかなか進めれなかった。
値段も迷ったけど、「からだから出てくるものにしてごらん」と和泉さんの言葉を思い出して決めた。
安くない。
でも、今はこの値段がときめく。
怖いけどそれでやってみた。
だからご購入いただいたとき、涙が出るほど嬉しかったな。
やりたいこと、ほしいもの受け取っていい。
それを実際に行動に移せたことが、すごくよかったな。
今回の会が、またなにかに繋がるといいな(^ ^)

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