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ハロウィンの奇跡 ~202の軌跡~
皆さんこんにちは。
久しぶりの投稿です。
今日は僕がシェアハウスしてた頃のお話をしたいと思います。
去年一年を振り返ると、
・東京に単身でインターン修行
・タイへ1ヶ月バックパック
・アメリカ3ヶ月エンタメ修行
この全ての原点は、シェアハウス時代にあると思っています。
このシェアハウスでの経験が僕の人生を大きく変えてくれたと思っています。
そのくらい僕にとっては大きなターニングポイントだと今振り返れば思います。
それでは早速レッツラゴー。
もう大学1年生の半分が終わった。
あと大学一年も半年しかない。
何かしないとダメだな。
2020年10月の秋。
こんなことを思っていた。
大学生になっても大学生らしいことはせず、ただ大学のオンライン授業を受け、バイトもせず家でダラダラするだけの毎日だった。
そんなある日部屋の整理をしていると、入学時にもらった大学のパンプレットを見つけた。
そしてその大量のパンフレットから、ある一枚のチラシを発見した。
今でも鮮明に覚えている。
表紙を飾るのはイカの着ぐるみを着た男のイラスト画。
それ以外にも、
「とにかくやってみるスタイル」
「やりたいことをやるために」
「起業サークル、アキナイ」
明らか怪しい団体だと言わんばかりのデザインと、心に残るワードチョイス。
間違いなく、怪しい団体だ。
でも一年生だった僕は、その一枚のチラシに惹かれたのだ。
そして直感的に
「この集団なんかおもしろそう。ここなら、何か大きく僕を変えてくれそう。」
そういう想いを胸に、僕はこの謎の団体『アキナイ』に問い合わせしてみた。
この一枚のチラシが僕の人生を大きく変えるとは知らずに。
#ハロウィンの奇跡 ①
そして、すぐにそのサークルの幹部の人とzoomで面談することになった。
そして、迎えた面談当日。
出てきたのは、紳士感漂う清楚な男であった。
そうこの男の名は、中澤レイジ。(以降、レイジさんと呼ぶ。)
僕らはすぐに意気投合した。
それはお互いキンコン西野が大好きで、サロンにも入っていたのだ。
だから、すぐ僕らは仲良くなった。
そしてレイジさんは僕を信頼してくれたのか、会って間もない僕にとんでもない提案をしてきたのだ。
この言葉が全てを変えたのだ。
「今シェアハウスしてんねんけど来る?」
#ハロウィンの奇跡 ②
この言葉を鵜呑みにした僕はその三日後に、レイジさんがシェアハウスしている、ゲストハウスリコ(以降リコ)に行くことになった。
今でも覚えている。
映画とドラマでしか見たことがない、暖色の照明が甚だしいお洒落な空間。
そんな洒落た場所で、レイジさん達はシェアハウスをしていたのだ。
リコに着いてすぐに僕は思った。
「ここに住みたい。」
そして実家に帰ってすぐ、親を説得させるにはどうすればいいかを考えた。
今まで親とは百戦錬磨。
ほとんどの戦において、親を説得させられず、負け続けてきた。
しかし、ここは負けられない一戦。
ここで親を説得させなければ、また地獄のオンライン授業が待ち受けている。
なんとしてでも、ここの戦を勝たねば。
なんとしてでもこの戦に勝って、僕もテラハボーイみたいにお洒落な大学生になるんだと!
そこで僕はありとあらゆるシミュレーションをした。
何度も親が反論してくるであろうポイントを、あらかじめ潰しては何度も何度もシミュレーションを繰り返した。
そして、迎えた親との頂上決戦。
僕は2022年W杯決勝で、悲願の初勝利を願うメッシのPKを蹴る時くらい緊張していた。
そして、僕は本番の決戦でも準備した通りに説得にかかった。
シェアハウスの神が僕に味方をしてくれたのか、僕は圧倒的勝利を収めることができた。
僕は親を説得させることに成功したのだ。
そして、僕はすぐに家を出ると宣言した。
これが僕の人生初めての親からの独立宣言であった。
#ハロウィンの奇跡 ③
そして一週間後、僕はリコに住むことになった。
実際リコに住み始めて、シェアハウスを始めてからはというと、ホント毎日新しいことだらけで、刺激的でメンバーと過ごす時間はホント楽しかった。
毎日友達の家に泊まりに来てる感覚だった。
実際リコに住み始めてから、ホントたくさんの人との出逢いと、出来事に恵まれた。
話せば長くなるので、またいつかnoteに書きます。
一番わかりやすいのが、シェアハウスを始めてから僕の写真のアルバムが前年度成長率20000%くらいの成長率で写真量が増えていった。
そのくらい僕にとって充実した時間だった。
さいごに
そして今思っても、一緒に暮らしたメンバーはみんなクセの塊だった。
『泉北のスティーブ・ジョブズ』という別称を持つくらい超絶話しが上手くて、器用で仕事出来すぎレイジさん。
地元の袋井市(架空都市)をこよなく愛していて、いつも電話すると旅していて、一体どこにいるか分かんない移動距離バグのシューゾーさん。
山をこよなく愛しアウトドアが大好きで、人生アウトドアにかけている変態人間のショーティーさん。
炊飯器の5合の線まで白米入れるくらい非常識すぎるけど、今まで出会った中で一番クセ強くて面白いダック。
このクセが強すぎる4人と生活したおかげで、僕の真っ白なキャンバスはぐちゃぐちゃになっていきました。
この四人は、感謝しかないし僕にとって大切な仲間であり同志です。
正直もっとこうしたら良かったなって後悔することも多いけど、それよりこの5人で過ごした時間は僕にとってはかけがえのない時間です。
(今言っててめっちゃ恥ずい。)
こんな何者でもない僕を受け入れてくれたシェアハウスのメンバーに改めて感謝を伝えたい。
カムサハムニダと。
またどっかで朝までドンチャン騒ぎしましょう!
みんなの新しい門出を祝してカンパーイ!
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