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セイコーゴールデングランプリ陸上2022東京に行ってきました.

 5月8日に新国立競技場で開催されたセイコーゴールデングランプリ陸上に行ってきました.オリンピックで実際に使われた新国立競技場で世界のトップアスリートが走る姿を目の前で観覧できる最高の機会でした.私は短距離選手なので100mを走られた小池選手やクリスチャン・コールマン選手の走りを生で見られたことが一番うれしかったです.また10秒台前半で走る選手の走り方というのは自分の走りの中に取り入れて速く走れるように頑張りたいとも思えました.山縣選手や多田選手が怪我で欠場をしていたのは残念でしたが、それにしても豪華なメンツでした.そこで当日の選手の走りなどから自分が分析したことを書いていきたいと思います.  
1,走り方
 100m走→まずスタートから自分の走りと違うところがありました.皆さん20〜30m地点ぐらいまで頭を下げていました.初めの20mは一次加速区間と呼ばれ、ここでいかに加速できたかで最高スピードが変わってくるのです.また頭を下げたほうが体を起こしたときよりも抵抗が少なく走りやすかったりもします.(とはいえ100mずっと頭を下げたままだと維持するのに別の力がかかりますし足の回転するスペースが小さいので回転数で補うことになるのですが最後にガス欠を起こしてしまいます.100m、200mはほんの15秒ほどですがガス欠は起こります.)これを実現するためにスタートから頭を下げる練習及び本番前からイメージトレーニングを行い本番に流暢に自分の流れを作れるようにすることができます.  
 また最後はどうしてもバテたり前の人を見て慌ててしまうものですがそんなときでも自分のリズムを崩さずに走れるようにすることも大切です.最後はどうしてもスピードが落ちてしまう区間でありスピードを落とさずに走ることが求められるのですが、他の人がいても動じないメンタルが必要な気がします.最近は自分の走りというのが型にはまってきて動じなくなってきているのでこれは維持をしていきたいです.  
 クリスチャン・コールマン選手やボルト選手などのストライドが長いところというのは外国人選手の特徴であるのですが、これは取り入れるのが難しそうであるので個人的には回転数を意識します.実験をしたことがあるのですがストライドの長さを意識したときと回転数を意識したときでは回転数を意識したときのほうが速くなるのです.素早く地面を蹴る、そして地面を蹴る瞬間も足がまがって体が上下するとロスになるので平行移動を意識して走ることは重要であると思います.ストライドを意識しなくても長いというのは本当に羨ましいです.  
 私は体の上半身の意識として最後に反ってしまう癖がありそれが減速させている理由の一つになっています.なぜなら肩を前に持ってくるという意識がないことや力みすぎて後ろにふろうとする腕に肩が引っ張られていることが上げられます.この解決策を見出すべく色々調べているのですがなかなか解決策が見つからないです.ただ力みすぎない走り方からスタートをすべきであるとは思っています.  
 スタートの意識.お尻を上げすぎると拍子抜けしまた低い姿勢で走るのが難しくなります.これは自分ができている点であると思います.  他にもやり投げや幅跳びも見ました.これらの競技は競技時間が長いため集中力がかけやすいのですがその中でも楽しみつつ観客の人と手拍子をしながら自分のタイピングをつかもうとしているところは陸上を楽しんでないとできないと思います.競技を楽しんでやることが一番記録が伸びる理由であると私は思います.  

競技場でみるのとテレビでは全く雰囲気が違います.ぜひ一度は競技場で感染してみてはいかがでしょうか.


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