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洗脳から解き放ってくれるのは、他人じゃなくて自分の意志

洗脳というと、大袈裟なのかもしれない。

ただ日常の至る所に、洗脳と同じ理屈による自意識というものが構築されている。

思い込みという表現でも適切なのかもしれない。

小さい子を育てているママが、子どもがいるからどこにも出掛けられない。

将来のためにお金を貯めないといけないから、今はこの買い物はできない。

離婚したいけど、お金が心配だから我慢するしかない。

日常のちょっとしたことに対しても、自分でガードをかけてしまい動けないことが往々にしてある。

第三者的に冷静に見ると、実はそのガードは全然大したことなくて、自身の思い込みにより、とてつもなく硬い壁になっていることが多い。

しかし、その思い込みというのが、とても力強いため、周りが言っても全く響かない。

故に、その思い込みは洗脳と言っても過言ではないのである。

そういう人に限って、色々な人に相談する。

こうしたい、ああしたい…

様々な要望が会話の中に出てくる。

そして、聞き手の人は、それに対して適切なアドバイスをする。

それを聞いて安心して家に帰る。

話をしたことに満足して、家に帰ると聞いたことは忘れる。

今まで通り何も変わらない。

そういう話を沢山聞いてきた。

結局自分を変えたいんじゃなくて、現状を聞いてもらいたいだけ。

私って悲劇のヒロインでしょ?

と、訴えたいだけ。

そうみえてしまう。

そういう人には、他人がどれだけ口出ししても言葉は届かない。

本人が気付いて、自ら変えようとしない限り、何も変わらない。

変える気があるかないか、それだけの気がする。

変えた先の心配?

そんなものは、それがはっきりしてから考えればいい。

起きる前から起きたことの心配していては何も動けない。

やりようはいくらでもある。

自分の意思の持ちようである。

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