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何千年も前から研究されてきた不老不死。

人は不老不死になれると思いますか??

今話題のテロメラーゼについて解説します。


■テロメア・テロメーラーゼとは??

人間の細胞の染色体にはテロメアと呼ばれる細胞の老化に関与する末端にある構造物があり、細胞分裂を繰り返すことでこのテロメアが短くなり、テロメアが短くなると細胞分裂ができなくなると言われています。


詳しく書くとかなり難しく、イメージしにくいので、ざっくりとした表現になりますが、テロメアが長いと細胞分裂の回数が増え、若々しい状態を維持でき、逆に、テロメアが短くなると細胞分裂の回数が減り、老化するというイメージがわかりやすいかと思います。


対してテロメラーゼとは、短くなったテロメアの長さを伸ばす酵素で、短くなってしまったテロメアもテロメラーゼの働きにより長くなることで細胞分裂の回数が増え、老化しにくくなると言えます。

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筆者らはまず、テロメアとテロメラーゼに着目した。テロメアは染色体を構成するDNAの末端にある構造物で、染色体を保護し、その安定性を保つ役割がある。テロメラーゼは短縮したテロメアの伸長を担う酵素であり、ヒトにおいては幹細胞や生殖細胞、マウスにおいては体細胞においても発現がみられる。テロメラーゼの欠損やその他の原因によりテロメアが失われた細胞では、染色体DNAの分解や異常な融合が起こり、生体においては幹細胞の脱落や組織の委縮、機能不全、創傷治癒の遅れなど、老化と共通した現象が生じてくる。

上記はテロメラーゼの再活性化によりマウスの組織老化が回復するという幹細胞研究の記事ですのでご参考に。


テロメアを伸ばすことができれば老化が遅くなり若々しくいられるそうなので、これからもっとテロメラーゼ配合の化粧品など出てきそうですね。



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