見出し画像

【SM】新体制で、今年4グループがデビューへ

所要時間:9:53-10:23(30分)

SM、’脱イ・スマン時代’開幕…6月ガールズグループローンチ・4チーム続々とデビュー[焦点S]

[スポーツTVニュース=コン・ミナ記者]SMエンターテイメント(以下SM)買収にあたり、平行線を辿っていたKakaoとHYBEが急遽妥結し、SMがKakaoの傘下に入ることで折り合いがついた。これにより、SMがKakaoの協力をもとに準備した’SM3.0’を本格的に推し進めると推測される。

SMは去る12日、「KakaoとHYBE両者間の合意による’HYBEのSM経営権買収中断決定’を尊重する」とし、「今回の合意をきっかけにSMは株主と構成員、ファンとアーティストに約束したSM3.0戦略をスピーディーに推進し、’ファン、株主中心のグローバルエンターテイメント会社としての飛躍’という未来のビジョンを必ず実現する」と明かした。

‘SM3.0’は先月3日、SMイ・ソンス、タク・ヨンジュン共同代表理事が発表した未来戦略だ。SMはKakaoとの協力を以って’SM3.0’を推進し、またそれを「最前の選択」だと強調した。

‘SM3.0’は、イ・スマン前総括プロデューサーの1人体制を脱出し、社内独立レーベルを開設、’マルチプロデューシング体制’を構築することを軸に置いている。プロデューサー1人体制は、レーベル固有の音楽的カラーを作るうえでメリットがあるが、1人に意思決定が集中するため迅速さに欠けるというデメリットがある。SMのように会社の規模が大きくなるとプロデューサー1人体制は非効率的と言いざるを得ないというのが大多数の意見だ。

マルチレーベル体制を通して、SMアーティストデビューと活動に拍車がかかると見られている。SMは3,0を発表し、新人のデビュー周期を3.5年に1チームから1年に2チーム以上に拡大し、今年に限り新人ガールズグループとビジュアルアーティスト、NCT TOKYO、新人ボーイズグループの計4チームをデビューさせるという計画を明かした。また、CD発売回数を年間31回から40回以上に、年間CD販売量を昨年の1400万枚から1800万枚に引き上げるという目標を掲げた。

これによって上半期のカムバックが集中すると考えられる。証券家によると、きたる4月に向けてaespa、NCT初ユニットドジェジョン、少女時代テヨンソロ、EXOなどがカムバックを準備中だ。5月にはSHINee、NCT初ソロが予定されており、6月には新人ガールズグループがデビューすると予想される。

特に新人ガールズグループの場合、2020年11月にデビューしたaespaが最後で、以降2年6カ月ぶりのデビューとなる。aespaはRed Velvet以降6年ぶりにデビューした新人ガールズグループだ。既存のデビューチームと比較した時、間隔が狭まっているのは明白だ。

K-POP市場が日々成長を続けるなかで、大型企画会社のマルチプロデュース体制導入を強いられる流れとなった。先立ってHYBE、JYPエンターテイメントは早々にマルチレーベル体制に転換、所属アーティストの活動を効率的に推し進め、会社を着々と成長させた。Kakaoと手を取り、マルチレーベル体制を構築するSMも今年急激な成長が期待されるだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?