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Link surveyを始めてみませんか?

◆Link surveyの目的

みなさんの組織では調査活動をされているところが多いと察します。その場合のほとんどが自組織での活動だと思われます(グループ労連や部会単位で行っている場合もありますが)。もちろんそれ自体には十分意味のあることですし、各組織の現状を把握することは非常に重要です。一方で、他組織と比べて良好なのか低調なのかと思われたことはないでしょうか?
私が所属するj.union Labでは同内容の設問を多くの組合様に聴取するLink survey(リンクサーベイ)という調査企画を実施しています。Link surveyの目的はこのような内容です。

「組合員の幸せ」を支援する労働組合が、産別の枠を超えて知恵を共有し議論することで、組織の現在地を知り、向かうべき方向性とその手段を創造すること

つまり、多くの組織が同内容の設問で調査を行い、その結果を元に議論し、各組織の方向性とそのやり方について創造し合うことが目的です。

◆ホーム&バザールとは?

設問の説明をする前に、その前提となっているホーム&バザールについて説明いたします。ホーム&バザールは弊社が考えた造語です。まずホーム(安心)は、ありのままの自分でも存在が認められている状態のことで、自らの原点に立ち返り、英気を養える場所でもあります。続いてバザール(挑戦)は、自ら動けば獲得できる機会が豊富にある状態で、組合員間で情報が活発にやり取りされている状況とも言い換えられます。ホーム&バザールによって、回答者(組合役員や組合員)の価値観を俯瞰的に把握することができます。回答者の関心や価値観によりそった活動の打ち手を考える根拠と、新しい活動を産み出す契機を得ることが可能になります。このホームとバザールがどういう状態になっているかをLink surveyによって明らかにすることができるというわけです。

◆設問構成について

設問は以下のような構成となっています。
仕事関連 【ホーム】:8問、【バザール】:8問
社会関連:6問
組合活動関連 【ホーム】:6問、【バザール】:6問、その他2問
総合満足度:5問
全41問で構成され、ホーム&バザールは仕事関連、組合活動関連の両側面から聴取しています。また、ホーム&バザール以外の設問も13問聴取しています。

◆Link salonについて

Link surveyの実施後、Link salonという共同研究ワークショップを行います。このワークショップでは、Link surveyに参加いただいた組合役員の方々とLink surveyの結果から分かった各組合の課題解決に向けた議論を行います。課題解決に向けた活動事例を共有し、更なる活動展開に活かすことができます。調査だけでなく、その後の課題解決までを視野に入れていることが大きな特徴です。
2021年11月24日にLink salonを実施しました。この時は参加会員に加え、弊社に学術指導をいただいている筑波大学からお二人の研究員が参加されました。学術的な示唆をいただき、それに基づいた闊達な議論が行われました。

◆実施状況について

現在(2020年11月30日時点)でご契約いただいている組合様は次の12業種14組合です。製薬メーカー、食品メーカー、化学メーカー、医療メーカー、機械メーカー、電機メーカー、自動車メーカー、小売業、物流業、建設業、鉄鋼業、商社。
2020年11月30日時点と書いたのは理由があります。11月30日までがLink surveyの第1期でした。12月1日からは第2期として募集を開始しています。もしご興味・ご関心がおありでしたら、弊社の担当営業やju-lab@j-union.comなどに気軽にお問い合わせください。また、詳しい説明はこちらに掲載しております。

Link surveyの詳細・お問合せ・お申し込みは下記「j.union Lab」ホームページをご覧ください。

(ゆにおん・ネタ帳より転載)

依藤 聡 j.union株式会社 経営企画本部
好きな言葉は「繰上返済」です。

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