スクールカメラマンってどんな人がいるの?

写真が一部仕事のjunichiです。もっぱら婚礼が忙しいのであまりスクールは撮影しなくなっていますが、昔登録していた会社での出来事を一部紹介しようと思います。

「はい●ーず」という所に登録していました。
5年以上?でいろんな園に行きましたが、約7件ほど指名をうける園がありました。(件数はもう忘れました・・)

基本的には撮影は「比較的撮り逃しがゆるされる」現場ですが、式典などは撮り逃しがゆるされません。

また子供相手なので、きっちりした記念写真や集合写真は技術を要します。
動き回るため、体力も使います。

僕のときは半日程度で1万2千円がギャラでそこから源泉徴収10.21%がひかれた分が実入りです。11000円ぐらいですね。

交通費も当時は出ませんでした。今は出るかもしれません。

使っているカメラは僕は結婚式で使っていた5Dmark3とかmark4とかでした。レンズは2.8のレンズです。ストロボは600EXを使っていました。

正直にいうと今このギャラでやれと言われても
「無理です」

スクールはギャラが安いのはわかります。ですが安いにもほどがあるので、そこに何十万もする機材と時間をかけれないのが理由です。

なので当時いた別のカメラマンの装備や形についてご紹介します。
このギャラですので「まぁそうなるわな」といった所です。

1.オールドレンズのような古いレンズで撮影している
カメラはルールがあり、最低限の装備だったはずですが、たしかα7mark2?
レンズがミノルタ時代の古いもので、研修にきたカメラマンのデータをチェックしましたが、全体的に「白っぽく」なっていました。
記録に適さない古いものだったと思います。

2.適当に撮影してまわるカメラマン
50代のおっさんだったと思いますが、全く強調性がなく、好き勝手やる感じです。漏れなく園に迷惑をかけるのは言うまでもなく、一番の指摘されたのは「おっさんの言葉遣い」でした。子供に適さないとの指摘だったと思います。空いた口がふさがりません・・・

3.素人がいる
機材、立ち回り、一から教えるレベルの人がいます。昨日今日始めた感じです。最初は教えましたが、途中から諦めました・・・

中には上手い人、しっかりしている人はいます。ただギャラが見合ってないため、できるひとから別の会社に移るんだと思います。

会社もおそらくそこはわかっているのかもしれません。どんどん採用して入れ替え入れ替えで対応する感じ何だと思います。
自転車操業のようなかんじ・・・

スクールフォトでインターネットで手広くやってる業者の場合、ハズレのカメラマンが来ると上記のようなことになります。

残念ながらこれが現実であり、ある程度のギャラ=技術 になってるのもアルんだと思います。

以前では街の写真館がその撮影をしていたんだと思いますが、インターネット業者が入ったことにより、その部分での産業は潰れ、写真のクウォリティが落ちたのは言うまでもありません。

またスクール、写真館などは高齢化が進んでいるため、なくなる産業の一つだと思います。(スマホで撮れますから)

残念ですがこれが現実ですね・・・あと何年持つのか・・・

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