過酷というかとにかく疲労が溜まったスクールフォト
今日は一日スクールフォトの撮影に行ってきました。
最近はあまりスクールの撮影に行ってなかったんですが・・・
動画にしておりますのでお時間ございますかたは御覧ください。
1日を紹介しようと思います。
先に行っておこうと思うのですが、「過酷」です・・・・
あと技術と経験がないと、クソみたいな写真を量産することになります。
では行ってみましょう。
まず5時半に起きて、前日に車に満載の荷物ともに、6時半に出発。
7時20分には学校についてました。
そこからまず運動場までひな壇を運び、先生が来るまでに、別の教室に
背景紙とモノブロック2灯、露出を露出計で図り、マニュアルホワイトバランスを登録します。
8時20分には担当の先生と相談し、ひな壇の位置を決定、設置します。
8時30分より、職員集合写真を撮り、
その後6年生の3クラスを撮影します。
マジで暑いです。そして暑いのは児童も先生も同じなので、目線が来なくても、そんなに粘って撮影することはできません。
あと指定なんで順光で撮影、ストロボなんかより太陽光が眩しすぎ・・
声を張ってとにかく1回でいいから見てくれとお願いしながら撮影します。
言う事を聞かない児童は必ずいますのでとにかく頑張るしか無いのです・・・
この時点で相当な体力を持っていかれてますが、急いで教室に戻り、
個人撮影を行います。ざっと250名・・・
個人撮影が終わったのが12時40分。
30分ほどの休憩タイムに設置したひな壇を片付けに行きます。
車に積み込んだときに先生がきて、給食前に登校した児童がいるため
もう一度ひな壇を設置して、集合写真を撮り直したい・・・
マジで暑い中、再設置です・・・これには頭がクラっと来ました。
急いで設置して撮影を行います。
終わったらすぐにグループでの撮影を12箇所ほど回ります。
狭い・暗い・後ろに引けない・広角では伸びる・・・
なので指示を出して別の位置での撮影場所を提案します。
１時間半ぐらいぶっとおしで撮影を行います。
その後教員の個人撮影を行って撮影は終了です。
その後、再設置したひな壇を再度片付けて、今度はモノブロックストロボや背景紙、バック紙スタンドやらを片付けます。
ひな壇は台車に乗せますが、バリアフリーになっておらず、一部担ぎますし、モノブロックやその他は２階迄担いで持って上がって設置してます。なので持っております・・・
上記の作業を「１人」で行います。
全部終わったのが16時40分・・・・およそ9時間超です・・・
流石に「良くやった」となりますが、ここから機材を持って帰って、片付け、データの処理です。1270枚とりました。
当日中になんとか納品し、本業のしごとをこなします。
いかがでしょうか？スクールカメラマンやりたいですか？
9時間休みなく働いても、専門職のギャラとは到底思えませんよ？
結婚式6時間撮ってるほうが絶対楽です。ギャラも結婚式の方がずいぶん上です。あとそっちの方がおそらく楽しいと思います。
1日ですべてを終わらせようとする会社も良くないと思います。
なので請求するところはきっちり回収します。
なんでこうなったのかとか聞かれますが、タイムテーブルにして提出しました。次回からしっかり交渉してくれ・・・
僕は40代なかばのおじさんですが、結構体力には自信があります。
（スポーツやってます）
ですがそれでもかなりの疲労が出るぐらいです。
ましては女性なんかおそらく全く無理でしょう。ひな壇運べませんし、設置もできん・・・
やってることは結構な技術が必要、しかも過酷、ギャラを思うようなものでは無い、これではスクールカメラマンはへってしまいますよね・・・・
会社もそのギャラ以上は出せないのもわかるんですが、もうちょっと交渉したほうがいいのではと思う1日でした・・・
ダイエットにはなったと思います。飯食う暇ないですから・・・
帰ってどか食いしたんですけどね・・・笑
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