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ヒカル氏の動画から学ぶ、プロフェッショナルとは

最近、Youtubeを見ていたら、何気なく、令和の虎にYoutuberのヒカル氏が出ているものを見た。

個人的には、とても学びになった。学びになったのは、ヒカル氏は、成果に対し、非常に誠実であることだ。私は、彼のことをあまり知らないが、実に学びが多い内容だった。

このnoteは、日記帳なので、こういった内容も共有していこう。

令和の虎とは

上記に載せた令和の虎は、昔、マネーの虎というTV番組のオマージュで、お金を借りたい志願者とお金を貸したい事業者(出資者)のマッチングをするものだ。

事業をするには、多くのお金がいる。自分が考えた事業、今やっている事業、なんでも良いがそのプレゼンをして、「これはいい事業だ」「こんな事業は伸びて欲しい」そういった内容に出資者は、お金を出し、事業が伸びたり、発展した時に見返りを貰う。

そのようにして、お互いのマッチングを行うのが、マネーの虎だ。その令和版ということで、令和の虎になる。

そこにYoutuberのヒカル氏が現れた。彼自身、正直、お金に関しては、借りるほど困っていないのだろうが、知人の一言で受けることにしたようだ。

仕事の基本は、Win-Win

動画を見てもらった方が早いが、彼は、ものすごく成果に対して忠実だ。自分の力が及ばないところは、引き受けない。自分の力、能力が活きるものだけ引き受ける。それを徹底しているのである。

若干、彼自身の演出。こう見えた方が面白いだろうなという演出(目論見ともいう)は垣間見えるが、本質は、変わらない。

私は、これを見て、プロフェッショナルとは、成果に対し、誠実であること。ここを学んだ。

どのような人にも成果が出ない部分はある。どのような分野でも、どのようなものでも成果を出せる人は、存在しない。

どんなものでも成果を出します。ということが大事なのではなく、自分は、何であれば成果を出せるのか。そこを知ることが大事なのである。

そして、それを強みに交渉する。あのような場での交渉や相談は、勝つか負けるかではない。そもそもビジネスのパートナーとなりうる存在においては、勝つか負けるかではなく、お互いにとって良い状態にすること。ここが全てだ。

こういった考え方は、基本的にWin-Winを作る。Win-Winと言われる。

Win-Winは、一般的に、お互いにとっていい状態がいいよね。という道徳的な側面を言われることが多い。しかし、その本質は、Win-Win以外には、最終的にはどちらも負けになること。ここが問題なのである。

例えば、パートナーとなる企業と契約なり、企画を考え、共同でものを作るとしよう。その際の利益の分配については、どちらかが多く取るような内容にすれば、一方は、いいかもしれないが、もう一方は、「ふざけるな!」となるだろう。

そしてその後、大抵は泥沼の争いが起こり、特に搾取した側の信用はガタ落ちだ。

たまに立場を利用して、そのような契約を結ぶ会社はあるが、最終的にはうまくいかない。周りに恨まれて、最後を迎えることになる。

人との関係の基本は、Win-Winだ。家族の関係もパートナー(恋人、夫婦)との関係もWin-Winが基本だ。

会社と従業員の関係も会社と取引先との関係も会社とお客さんとの関係もWin-Winが基本だ。

Win-Winが大事なのは、道徳的な意味ではなく、Win-Win以外は、どちらも負けになり、最終的にうまくいかなくなるからである。

だからこそ、人との関係は、Win-Win以外にはありえない。これは、仕事も同様だ。

そして、仮にWin-Winが難しければ、no-deal、取引しないが基本だ。

Win-Winを作り出す秘訣は、成果に忠実であること

では、仕事でWin-Winを作り出すために大事になってくることは、なんだろうか。それは、成果に忠実であることだ。

上記の動画のヒカル氏を見てみればわかるが、彼は、成果が出るものしか、受けようとしていない。成果が出なさそうなものは、ちょっと声が小さくなったり、難しいかも、みたいな感覚で濁している。私個人としては、はっきり言って良かったと思う。こういうのは向いてないと。自分のインフルエンスの対象外だと。

成果に忠実であることとは、自分は何であれば、成果を出せ、何であれば、成果が出せないのか。ここを知り、成果が出せることに集中するということである。

ヒカル氏も自分の能力が発揮できる部分を言っている。自分自身がこれはいいと感じるもの(動画では熱量と表現)、自分が見ている視聴者の層と合うもの、このように明らかに条件を理解している。

上記にも書いたが、そもそも全ての部分で成果が出せる人などいない。私からするとヒカル氏もとてもすごい。一人の人間のインフルエンス(影響力)で何億ものお金が動くのは、とてもすごいことである。

だからこそ、何で成果を出せるのか。それを知り、それを活かせる企業と組む。それが大事なのだ。

それができれば、ヒカル氏だってWinだし、企業側だってWinだ。逆にヒカル氏が苦手な部分の企業だったら、彼だって面白くないだろうし、彼の経歴に泥を塗ることになる。

そんなことは、誰も望んでいない。成果が出ないということは、企業側にとっても「やらなきゃ良かったね……」になるからだ。

仕事も基本、Win-Winだ。そのためには、自分がどのようなことなら成果を出せ、そして成果を出せないのか。それを知ることから始まる。彼は、それを色々と試行錯誤するうちにある程度は掴んでいると考えられる。

その強みを使って、企業と組む。彼がしていることは、仕事の王道だ。Win-Win以外には、お互いにとって良くない。だからこそ、自分の長所を使って仕事をするわけだ。

私は彼のことをよく知らないが、やり取りを見ると、かなり成果に対して誠実であることはわかる。

私は彼から、プロフェッショナルとは、成果に忠実であること。ここを学んだ。だから信用されるのだろう。

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