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虐待犬ナツ〜幸せな犬生へ〜

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人に虐待され生きる気力すらも失った犬。生きたいと思う少しの可能性にかける動物保護センターの佳子と犬の人生と犬生を描いた物語になります。
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#100文字ドラマ

虐待犬ナツ 〜幸せな犬生へ〜

人からの虐待を受け、完全に心を閉ざしてしまった犬にアナタの人生の最後を看取ってもらえたら人として、どんな気持ちになれるんだろうか? 第五話 奈津「ママ、ナツうちで飼ってもいい?私ずっとナツの面倒見るから」 母親「だーめ。生き物を飼うって奈津がおもってるほど簡単な事じゃないんだよ」 十月の秋晴れの日の里親探しのイベントだった。 奈津「ご飯も寝る時も奈津が全部やるから。ママお願い」 母親「...だめ。」 佳子はこのやり取りを微笑みながら見ていた。 山岸佳子「奈津ち

虐待犬ナツ 〜幸せな犬生へ〜

人からの虐待を受け、完全に心を閉ざしてしまった犬にアナタの人生の最後を看取ってもらえたら人として、どんな気持ちになれるんだろうか? 今この時、この瞬間にも我々が幸せに生きてる時にも心に大きな傷を負わされてしまう人間、動物がたくさんいると思う。 この作品を通じて一件でも多くの被害をなくしていきたい。人と動物を大切に想う人のためにその想いで僕はこの作品を描いていきます。