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ククブクの味見

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海外の料理本のことならククブクにお任せ! 優れたデザイン性があり、コンセプトにひとと風土と文化が見える海外の料理本「cookbook」を紹介するマガジン「ククブク」を、noteで…
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#3kukubuku

みんな禁酒法時代なんてあった覚えがない

ニューオーリンズの300年を語るcookbook #4 ルイジアナ州ニューオーリンズの公衆ラジオ局、WWNOの『ザ・リーディング・ライフ』という番組をもとに、今年で市制300周年を迎えたニューオーリンズのcookbookを振り返っています。 多彩な本を紹介するこの番組の司会は、タイムズ・ピカユーン紙の元書籍編集者スーザン・ラーソン。 今回はcookbook関連ということで、同僚のジュディ・ウォーカーと番組を進めています。 前回の第3回は、「食に関する学術書や回想録」がテ

料理本の店では料理本に載っている料理が食べたい

世界の料理本だらけの専門書店13選 #4世界のcookbook専門書店を、Food52の記事をもとにご紹介しています。 前回はパリ、メイン州ポートランド、ニューオーリンズの書店をご紹介しました。 特にニューオーリンズのキッチン・ウィッチ・クックブックスは、コミュニティを大切にしていて「行ってみたい!」と思わせる書店でした。 今日も3軒をご紹介していきますよ! *** 続きはぜひククブクのページでご覧ください!

ガンボと仲間たち

ニューオーリンズの300年を語るcookbook #3アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズの公衆ラジオ局WWNO。 ここで放送されている読書番組『ザ・リーディング・ライフ』をもとに、市制300周年を迎えたニューオーリンズのcookbookを振り返っています。 番組をナビゲートしているのは、タイムズ・ピカユーン紙の元書籍編集者スーザン・ラーソンと、ジュディ・ウォーカー。 前回は「シェフや食の専門家によるcookbook」がテーマでしたよね。 第3回目の今日は、「食に関

あまりに祝祭的なニューオーリンズの魔女の書店

世界の料理本だらけの専門書店13選 #3Food52の「Around the World in 13 Cookbook Shops」という記事をもとに、世界各国の料理専門書店をご紹介しています。 前回はククブクで何度もお伝えしているサンフランシスコの書店から、美しいデザインのcookbookを手がけた女性が店主の、アムステルダムの書店などをご紹介しました。 シアトルの書店にはキッチンも併設されていましたよね。 前回に続き、今日も新たに3軒の書店をご紹介していきたいと思い

サクランボの種を飛ばす夏

スカイ・ジンジェルの私の人生を変えたレシピイギリスの新聞ザ・ガーディアンに、「私の人生を変えたレシピ」というインタヴュー記事があります。 先月の末から始まった連載なのかな? 第1回目はジェイミー・オリヴァーがリヴァーカフェでの師匠、ローズ・グレイについて語っていたのですが、7月6日付の記事では、スカイ・ジンジェルがアリス・ウォータースについて語っていました。 彼女はついこのあいだククブクのストーリーで書いた「ロンドンを定義づけるcookbook」に出てきた作家さんでした

ふたりはサム・クラーク

ロンドンを定義するcookbook10選 #3昨年11月にイギリスで発売になったcookbook『River Cafe 30』が、『River Cafe London』としてアメリカでも発売になったのを機に、サヴール誌が「ロンドンの街を定義するcookbook10選」という記事を掲載しています。 この記事ではリヴァーカフェ創設者のひとりルース・ロジャースが、10冊のcookbookを紹介しているのですが、昨日はサリー・クラークやヒュー・ファーンリー・ウィッティングストール、