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ブリュッセル最終日は伝統について思わず真面目に考えてしまった

Day13 2024/05/27(月)

ブリュッセル4日目の朝を迎えました。明日は鉄道でドイツのケルンに向かうので、実質ブリュッセルでの最終日です。

やはりここには行かなくてはならないでしょう、ということで「Brasserie Cantillon」のブリュワリーツアーに向かいます。ホテルからは徒歩30~40分程度。のんびり歩いて醸造所に到着。お馴染みのロゴが出迎えてくれるのが感慨深いです。

月曜日ですが、ツアー客は意外と多く10名くらい。セルフツアーなので、最初に説明を受けたら自分のペースで自由に見学して回れます。壁にナンバリングがされていてこれを辿れば良いので分かりやすいですね。

マッシュタン、オーガー、ケトル、HLT、ブライトビアタンクそしてクールシップなど見学します。

いずれもクラシックですね。「昔からの伝統的なやり方を変えずに守り続けているんだ」ということをお話されていましたが、醸造に関する科学の知見や設備の進化も著しい環境の中でアップデートできる余地もあるのでは、もっと美味しく生産性高くすることもできるのでは?変えないことにこだわる意味って?みたいなことを思わず真面目に考えてしまいもやっとしちゃいました(私の英語力が著しくつたないのでちゃんとメッセージを理解できていない前提ですが)。

ツアーの最後はビールの試飲です!やったあ!
3杯いただけます。1杯目は1年熟成ランビック、2杯目は1年・2年・3年ものの各ランビックをブレンドしたグーズ、そして3杯目はレッドチェリーをブレンドしたクリークでした。

どれも美味しかったです!そう美味しいんです。それだけに、もっとアグレッシブに設備・工程を進化させたらどうなるんだろう?と期待してしまったりもして・・。

さて、午後は心残りないように、ブリュッセル市内をそぞろ歩きます。

喉が渇いたので、まずは初日にも立ち寄った「MOEDER LAMBIC」へ。LA SOURCEのELSEWHERE、DE RANKEのAMER-AMERをいただきました。

そして、やはりここが好きということで3度目の「Aux Bon Vieux Temp」へ。ロシュホール8(10より8派です)をいただきながらブリュッセルで飲むベルギービールの美味しさに酔いしれたのでした。

酔っぱらってしまって、4泊お世話になったホテルのロビーでもデュベルを一杯。

そして部屋に帰って、酔った勢いで妙な栓抜きを買ったことに気づいたのでした。新しい旅の仲間を歓迎します。

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