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【マンガ】とある動物心理学大学院生(博士課程)の頭の中 第9話


お待たせしました!9話です。
今回は「聴覚」についての回です。

1話でちょっとだけ触れていつか描こうと思いつつ、なんやかんやで後回しになっていましたが何とか形に出来て良かったです。

描いてから思いましたが、楽器用チューナーは超音波は拾いませんね。
実際に音響解析をする際は、録音データをPC上で確認します。波表示ではなくシマシマ表示(スペクトログラム)で音を見ることになります。

カラスの「カーカー」をスペクトログラム表示にしたもの。縦軸が周波数、色の濃さが音圧です。しましま。

スペクトログラム表示にも色々と複雑な背景があるのですが、解説する技量はまだないのでもうしばらくお待ちください……。

解析ソフトは色々ありますが、私はAdobe Audition(とAvisoft)を主に使います。Adobe Auditionはノイズ除去の力がものすごいです。Adobeの超技術ってすげー!


若者追い払い高周波は「モスキート音」という名前で有名です。私はまだギリギリ聞こえるので、入り口から追い払われることが時々あります

耳に刺さるような絶妙な不快感のある音なので、あの場にたむろするのは無理ですね。今は結構うるさいですが、果たしていつまで聞こえるのか……。

どの周波数まで聴こえるのか気になる方はYoutubeなどにサンプル音声があったりするので、ヘッドフォンで聴いてみるのもいいかもしれません。


AIカラスは引き続きTwitterで随時公開しているので良ければ見ていってください(`・ω・´)

尾羽が短くなる問題も解決して、上手いこと出せるようになってきました。

失敗することもあります。

それでは、また次回もよろしくお願いします!

ヘッドフォン(?)を着けるカラスのイラストです(by AI)

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