令和5年8月15日 終戦の日に寄せて
本日で78年目の終戦の日を迎えました。
先の大戦で犠牲になった全ての方々に、深く哀悼の誠を捧げます。
私の祖父は終戦間際に小樽経由で根室から出帆し、色丹島で終戦を迎えました。ソ連軍に拘留されシベリアの収容所で3年の抑留を経験しました。
既に他界しましたが、生涯足に鉄砲玉が入ったまま生活した祖父から聞く当時の体験は壮絶なものでした。時が経つにつれ、一人称で戦争のことを語り継げる方が減ってきている中で、戦争の記憶が風化しないよう、毎年この日を大切に過ごしたいと思います。
ウクライナ戦争をはじめ世界秩序の混乱が増す中、現実的な安全保障への取り組みを通じて、わが国の平和を守ることができるよう私自身も責任を果たして参ります。
令和5年8月15日
向山淳
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