「不協和音」大門剛明
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。
読み終えるまでの平均的な時間(3時間25分)
感想…
警察官の兄と検事の弟の物語。自白に対する捉え方に、若干の食い違うところがある。
推理小説だが、表面的な推理ではなくすべてもう一段深いところでの推理が必要になる構造です。
私の文章わかりにくいですね…。
その答えを導き方は2人とも異なるけれど、実の父親の無実をどこかで信じている弟の姿が最後に回間見れたような気がしています。
警察官と検察官の兄弟2人が、いいコンビだと感じました。
内容(「BOOK」データベースより)
刑事だった父は、本当に冤罪を生んだのか―。京都府警捜査一課の川上祐介は、妻を殺したと自白しながら、黙秘に転じた被疑者に手を焼いていた。そこへ、京都地検から「不起訴」の連絡が届く。それを決めた担当検事は、父が違法捜査を疑われて失職した際に別の家の養子となった弟の真佐人だった。不起訴に怒る祐介に、真佐人は意外な一言を返す。刑事と検事の信念がぶつかる連作ミステリー。文庫書き下ろし。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大門/剛明
1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。2009年『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞をW受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
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