わたしと時代とリテラシー
今日、チラッと読んだネット記事。
ちょっと流し読みで記憶が朧げではありつつ、きちんとした所から発信されていた記事ではあった。
どんな記事だったかざっくりと
昭和~平成初期にあった学校の連絡網は、プライバシーへの意識が著しく欠如したものだ。当時の教育者は反省すべき。また、それに疑問を抱かない社会が恐ろしい。
と、いうようなもの。
うーん。この記事書いたのは平成後半に産まれた方なのかな?
わたしは平成初期に小学生&中学生時代を過ごしましたが、どちらも連絡網ありました。なぜって、学校から各家庭へ一括で連絡する方法が無かったから。
パソコンも、家にあるのはまだ珍しい時代。
学校のパソコン室で、でっかい立方体のパソコンを物珍しげにいじる程度。メール一括送信なんて方法は無理だし、各家庭に固定電話とPHSが1つずつあればいい方。固定電話しか無い家がほとんどではなかったかしら。PHSは親の仕事用とかだし。電波悪いし。
そうしたら、各家庭の固定電話に数珠繋ぎで連絡網を回すのが効率的で確実性高いでしょ?
……まさか教員に一軒一軒回れとか言う?明日の体育が国語に変更になります、とかを伝えに?モンペかよ。
今は1人1台スマホがあって、固定電話のないご家庭も増えつつありますし、パソコンも大人は1人1台くらいのご時世なのでメール一括がいいと思うし、ケータイ番号を晒して連絡網なんてナンセンスだとわかる。
ただ、時代背景を知らずに過去を【野蛮な時代だった】と判じるのはちょーっと頭悪いし、時代背景を知った上で【無知な層を煽るために】記事を出したのならだーいぶ性格が悪い。
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