彼岸の入り

墓参りー

今日は「彼岸の入り」である。幸いお寺は歩いて行けるところにあるのでありがたい。。

そこは寺小僧がいないせいか墓地の路地の掃除がされていない。もちろん水場も同様で,汚い雑巾やスポンジのついていない柄だけになった花受け洗いが数本真っ黒になって置いてある状態。。。。あまりにひどいのでお彼岸で皆さんが困らないようにと、先日雑巾とブラシを買って水場に置いてきた。ヨケイナオセワカナ~

路地はコンクリートの隙間から草が生えているし風で落ちた葉やどこかから俟ってきたごみがそれぞれのお墓の前にたまっている。我が家のお墓の前を掃除して、向かいのお墓の前もどうせだから掃除しようと思うのだけれども、そこはお墓。。たとえ石段の足元でも他人のお墓に触るのはちょっと…と思ってしまい、うちのお墓の前だけの掃除になる。。。これって良くないなあ…と思うのだが、怖いもん。デショ?

そこのお寺は御前一家が代々住んでいるから,本堂も何とか殿も茶室もすべてプライベート空間としてそこの子供たちも遊んでいる。なんか解せないな…と思うわけ。。。。ゴメンナサイ!

もし自分がそこの御前とか奥さんだったら休日の朝は「さあ!みんなでお墓の路地をそうじしようね!檀家の皆さんに気持ちよくお墓参りしてもらいましょう!」と家族を集めて、家族総出でたとえ30分でも掃いたり草取りしたりするけどな~。。。。マ、イロイロジジョウガアルノデショウ

その寺ではミスコンテストちがったミセスコンテストやらコンサートやらを絢爛ゴーカな本堂で開催してた。。。不思議だ。。。。ゴメンナサイ💦

家族で皆さんのお墓を守ってますよという感覚で住職一家が生活していらっしゃる方が、人々のお手本になると思うな。

60歳で他界した幼馴染が生前ぽつんと言っていた。「寺ってさ、心のよりどころであるべきだよね。」私もそう思う、と墓参りを終えて思うのである。

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