◯◯◯とは何か正しく説明できますか? 〜廣澤氏・高広氏対談を読んで、の巻。

花王廣澤氏とスケダチ高広氏の対談。

花王の廣澤さんと言えば、若手ブランドマーケターの中でも群を抜いてストイックかつ幅広く傾聴できる人物で、とても20代とは思えない肝の座り様。初めて会ったのはかれこれ2年ぐらいの前のWeb研イノベーション委員会。彼と話していると、カミーユを見るクアトロ・バジーナのごとく大人ぶりつつもメラメラとライバル心を燃やしてしまいます(笑)

一方の高広さん。説明の必要はないぐらい有名人ですが、10年以上前に彼が言っていた「仕掛け」と「仕組み」の話は今でも打ち合わせなどで引用することがあるぐらい「物事をわかりやすく説明する達人」だと私は思っています。
(随分前のことですが、しかもほんの数時間ですが、氏と「どんぶらこ」というコンビを組んでいたのはここだけのヒ・ミ・ツですw)

そんな二人の話は、始終わかりやすい。

きちんと「言葉」を定義した上で、(今回で言えば”メディア及びメディア産業”を)構造化し、先人の教えや歴史なども引用し、第三者視点も入れながら、時には比喩を使い、それでいてきちんと自分の言葉でメッセージを伝えていく。

◯◯◯とは何かをきちんと説明する」。高広さんは、これがうまいんですよね。

(もちろん、ライター、編集、カメラマンがお上手なのは言わずもがな)

特に冒頭「メディアとプラットフォーム」のくだりからの流れは、読者が「あ、自分間違ってメディアを定義していたかも」と思うぐらい的確で。

要するに、本記事に関しては、完全同意です、はい。


それにしても「用意してたんかい」と突っ込みたくなる様なアドリブを、普段からチャットなどでもかましてくるんで、ほんと疲れます(笑)


話が盛り上がりすぎて前後半になったとのこと。後半ももちろん楽しみです。

ではでは。


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