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たわいもないオタクの話


書きたいことが無くなって、数ヶ月が経った。

最近は文章を書きたい欲求ばかりが先行して、肝心の中身については何も浮かばない。
やる気は次から次へと溢れてくるのにそれを吐き出す出口はなくて、体の中でずっと渦巻いている。フラストレーションが溜まりまくっているのだ。それが、とても気持ち悪い。

理由はわかっている。最近の私はVtuberにハマっていて、文章(小説でもなんでも)を読む場面が以前より圧倒的に減ったのだ。


私はインプットした分をアウトプットするタイプだ。小説や漫画など、物語に感化されて書きたいことが浮かんでくる。だから、書けないなぁ、と思った時は積み本から一冊手に取って、なんとなく読んでく。そのうちに文章の書き方や書きたいことがまとまっていく。そんなタイプだ。絵描きや字書きには割と多いタイプかもしれない。


それで、だ。

今までは常にソシャゲでも漫画でもストーリーが存在するものにハマっていたので、考察や妄想も捗り、すらすら〜と書きたいことが浮かんでいた。それが昨年9月頃からVtuberにハマってしまってさぁ、大変。

みなさん、Vtuberって何か知ってますか?
いや、あの、上手く説明できる気がしないのでご存知ない方は調べていただいきたいのですが、簡単に、誤解や偏見などを恐れずに、そして平たく簡潔に言うと、二次元のユーチューバーです。

Vtuberにハマってからの私はずっとYouTubeに張り付いている。今まではニコニコ動画信者だった私が、今では暇さえあればYouTubeを開くようになっている。
本を読む時間が全く取れていないのである。

1日1時間でも本を読む時間を取ればいいのでは?と思うだろう。私もそう思うし、実際そうしようと思った。
しかし、できなかった。
YouTubeから離れられなかった。YouTubeで推しを眺めている時間が死ぬほど楽しいのだ。なぜ私がこんな時間にnoteを更新したと思う? さっきまで剣持刀也の切り抜き動画をひたすら見ていたからだ。ああ、もう駄目だ。YouTubeから離れられない。ああ、あああ。


これが、かれこれ5ヶ月続いているのだ。

文章を書く人間である以前に、私はオタクだったのだ。
推しを摂取する時間を何より優先してしまう。体がそうできている。この体は無限の推しで出来ていたのだった。

ちなみに、今ハマっているのは加賀美ハヤトと剣持刀也。この2人はにじさんじというグループに属しているのだが、ここが本当に沼。まだVtuberは手を出したことないや〜って方は気をつけて。私から言えるのはそれだけ。本当に気をつけて。そこ、深いから。

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