古代の薩摩940年 #78

最終章 隼人の乱 決戦  大男=林 弥五郎(やごろう)の奮闘!
杉三:大和朝廷は1万人の大軍で来るという。
   こちらは総大将森田杉三、隼軍団甲組隊長林弥五郎、
   乙組隊長鮎川周五郎、丙組隊長李田久松、
   丁組隊長田畑撫子(なでしこ)以下400名。
   各村長・副村長200名。義勇軍800名以上合計1400名で決戦に臨む。
   祖先の方々の名に恥じぬよう最後まであきらめるな!
   朝廷側は無抵抗な村人は殺すまい。
   ただ、この名誉ある薩摩を死に絶やしたくない。
   よって私の独断で次の3名の若者を甑島(こしきじま)に
   潜伏させる。万一わが薩摩が敗れたときは
   貢物と部下20名といっしょに降伏を申し出て再起を
   図ってもらいたい。
   鮎川健太・林剋汰・李田翔汰。いいな、3名。つらかろうが、
   苦しみに耐えてくれ。
周五郎:敵は1万人だが、薩摩の兵法通り、槍の先は丸くしてある。
   敵といえども決して殺してはならない。薩摩の国外に追い返すのだ。
弥五郎:薩摩隼人の意地を見せようぞ。
全員:おう!!


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