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「縦振り」の解説動画になにげにコメントしたら、谷沢健一さんから丁寧なコメントがきて驚いた話。

ここ1年くらい、野球の打撃で「縦振り」とか「縦スイング」という言葉をちょくちょく目にしていて、MLBの主力選手たちの、あの振り方なのですが、もうひとつよくわからないでいました。

昨夜、元中日の谷沢健一さんが、フリーの打撃コーチとでもいうのか、プロ野球選手にもコーチしている根鈴雄次さんに取材している動画を見て、かるーい気分で短いコメントを書いたところ、ご本人から丁寧な返事をいただいて、びっくりしました(笑)。

日本の野球指導このままで大丈夫?未来のために知識のアップデート!【根鈴道場×谷沢健一(後編)】

谷沢さんは76歳におなりですが、過去の実績や経験に固執しない、今、目の前の野球への真摯な探究心は、見習おうと思います。

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以下、谷沢さんのコメント。

数万回のスイングを高校時からこなして来てから大学の4年間、プロでも故障してから32歳頃からですからね。バッティングの真髄が分かってきたのは。

当時はチェンジアップもスプリットも投げる投手は皆無だった。ストレートとカーブだけは優れた投手はおりました。

現在のようにフォーシームも小さく動くボールの時代に入って、私たちが作り上げてきた打撃論は通用しなくなってきた。高校野球も低反発バットが採用されホームランも減少。プロでも3割打者は数人。これからも投高打低は暫く続きますよ。

科学的なホークアイもトラックマンもラプソードを活用してもスイングスピードだけでは、どう捉えるかが難儀な時代。

今後のドライブラインなどの研究成果が打撃力を進歩させると思い根鈴さんとの対談に挑んだわけです。縦振り理論はまだまだ解明されてませんが、フィジカルの鍛錬によって確かな手応えは掴んでおります。

私も米国のシアトル、アリゾナのドライブラインの施設に行き確かめて来たいとの願望はあります。その前に、縦振りを推奨している某高校や社会人チーム(7/19から都市対抗が始まる)やプロで縦振りを実践している選手に話を聞き観察して行きたいと思う。

私の現役でも縦振り理論に近い打ち方もしていましたので、配球の読みなども、現在の縦振りではどう考えているのか興味があります。

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