バイオリンの話(テキスト1冊目修了)

前回のバイオリンの記事から約半年後、ついに1冊目のテキストが修了しました('ω')12月からは中級者コースになり、もうちょっと難しい曲にチャレンジするようになります。

6月の課題曲だった「メヌエット」を終えて、「花」「家路」「虹の彼方に」「エーデルワイス」「峠の我が家」の計5曲をなぞれるようになりました。この中では「花」の第二バイオリンに苦しめられました。1年目ー2年目の期間に4曲進んだのに対し、今回は5か月に5曲なので確実に一曲習得のペースが上がっています。始める時にオッサンでもある程度なんとかなるってわかってきました。

前回時点からの習慣の変化

・練習のペースが減った(いいのかw)
・予習をするようになった
・譜面の前後に応じて4の指で弾くべきか0の指(開放弦)かを自分で考えるようになった
・重音で肘の位置をチェックするクセをつけた
・SoundCorsetアプリを随時見るようになった
・ボウイングの計画を譜面を見て自分で考えてみるようになった
・ふだん歩く時の手つきがキモくなった
・バイオリンのレッスン日は飯テロ画像をupするようになった

 最後がヒドイ気がしますが、レッスン後の試奏とかwebに上げていいものか大変悩むんですよね('ω')権利回りでめんどくさくないように夕飯時にご飯の画像にしています(特にFBがひどすぎる)
 曲のパターンが増えてきたので、「この音符の配置なら弓の移動はこうかな?」みたいなのが自分でも想像できる場面が増えてきました。なので新譜面の予習がすこし精度よくできるようになりました。習ってないパターンの抽出が事前にできるので、先生がそこを教えてくれれば原理的には弾ける状況にもっていける状態です(いうは易しである)。結果的に練習量が減っています。
 自宅練習用のサイレントバイオリンとレッスンでのクラシックバイオリンの作りがほんのちょっとだけ違うお陰で、肩に乗せた時の角度が違います。このため、最初の音出しの時に右ひじの位置が矯正できないとおかしくなることが結構課題だったのですが、G・D・A・Eの4線を弾いて位置合わせをするのをやめて、G+D・D+A・A+Eの開放弦の重音3パターンを弾いて肘の禁止区域を決めた方が自分には合っていることを発見したので最近はこの方法で楽器変更に対応しています。もともとあんまり練習してないので染みついてないのがよいです。
 先生から伝授される練習法についてもある程度バリエーションが増えてきたので、楽器の操作に行き詰っている時はそれらを思い出して1音からやり直したりするようになったのが最近の変化です。だいぶ進歩したね('ω')

前回からあんまり変わっていない事柄

・「ミ」の音って突然言われてもあんまり分かってない
・〇長調って言われても、ぅん…ってなる
・エー線って言われて自信を持って「ラ」を弾いちゃう
・楽譜を目で必死に追っているはずなのに気づいたら違う段見てる
・とっさのG線は肘上げ不足により隣の弦を引きずりがち
・音程くだりの4の指にはあいかわらず弱い
・ビブラートは前回の外出自粛期の時点からすっぱりやめて一度もやっていない

 ある意味他の楽器未経験者に安心してもらいたい事柄でもあるのですが、楽譜読めないっぽいのは治らなくてもレッスンは進むという事です。「ラ」だけは憶えた(下から二段目のスキマの音符)ので、そこから何段上か下かみたいな雑な把握の仕方で今まで来てしまいました。また、#の位置もあんまりピンと来てないので、譜面の左端に一個#あるな~or 3個あるなーくらいしか分かっていません(調が違うと中指薬指の置き所がちがう)。対応表とか調べたりもしたんですが、結局頭から抜けていくので、なんか別の方法で補うことにしました。
 「5線にひっかかってないオタマジャクシは左手の指の偶数本で多分おさえる」っぽい現行の法則から勘でおさえる、に落ち着きました。どうせ譜面だけで音程は自分はわからないので、音源をちゃんと聴いて正しい音だけ憶えとけば間違った時は自分で判るため練習が続けられるようになります。ポジションチェンジが激しくなってくるとこの作戦は破綻するので、その時また考えます。正しい音程が分かったら運弓ごと暗譜してます。書けと言われても書けないけど。
 G線と4の指問題は多少改善はされたものの、これは練習量な気がします。右ひじを肩の高さまで素早く上げる動作が筋トレっぽくて、ずっとやってると素で疲れます。自重に比べて筋肉量が単純に足りてないんだと思います。こまった。

思っている事

 最近技術習得モノの話題で年齢限界説を見かけることが増えましたが、単なる年齢は工夫である程度乗り切れるものだと未だに思っています。一方で興味を無くした瞬間には上達って確実に終わるんですが、それが年齢によるのかモチベーションによるのかは切り分けが必要だと思います。実際続けている私としては、まがりなりにも継続できる環境を維持する事が重要だろうという立場です。
 まだVRChatのライブ勢に分け入るような技能には達してないですが(そもそも楽譜が読めてない)、もうちょっと弾けるようになったら仲間にいれてもらえればいいなと思っています。デジタル音響沼の入り口である。
 いまじぶんがサイレントバイオリンゆえに、弦同士の共鳴関係がほぼ分からない状態で練習しており、そのへんを体感するためのクラシックもあった方がいいかなぁとも思っています。


以上です('ω')
(2020/11/24 2061字)