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止まらない車

おはようございます。セッキです。

春の全国交通安全運動の季節ですね。

学校が始まり新1年生が大きなランドセルを背負って通学するのを目にすることでしょう。

だいぶ昔のことですが娘が新1年生のとき、同じ新1年生を見かけるといつも思っていた。

「無事に学校に着いただろうか?」

「無事に家に帰れただろうか?」

気が気でなかった。
そしてその心配は毎年繰り返される。

なぜか?

信号の無い横断歩道で渡ろうとしてる歩行者がいても、車は止まらない。

教習所の検定で信号の無い横断歩道を渡ろうとしてる歩行者がいるとき、停車しなければ一発でアウトだったはずなのに…
そんなことは忘れてしまっている。

信号の無い横断歩道で反対車線が渋滞していても、車は徐行すらしない。人が渡ってくることは想像できていない。スピードを落とさず突っ込んでいく。
私は徐行したことでクラクションを鳴らされたり、パッシングをされたことすらある。悲しい話しです。

だから私は気が気でなかった。

それからだいぶ月日は経つが相変わらず車は止まらない。

「一時停止はマナーと勘違いしているのでは?」という記事を見たことがある。 なるほど、そりゃ止まらないですね…

この手の記事のコメントには、止まらないとこに対する多くの批判的な意見が並ぶ。 しかし、8割の車が止まらなかったという調査結果の記事も見たりする。

コメントしているのは2割の人達なのだろうか?

いや、経験上自分の言動と他人への批判の整合性がとれていない人は一定数存在するように思う。

では、どうすれば止まるようになるのだろうか?

私が知っている限りだが、比較的多くの車が止まる(あくまでも比較的です)一時停止の交差点(横断歩道ではないが…)がある。
理由はいつも警察官が立っているからだろう。

このことからも痛みが伴わないと、残念だが歩行者が渡ろうとしている信号の無い横断歩道で止まらない車は減らないと思う。

毎年交通安全運動の時期、信号のある大きな交差点に立つ警察官を見かける。 そして思う「立つべき場所はそこなのだろうか?」と。

そうそう、全ての車が自動運転になれば、横断歩道で歩行者を無視する車は撲滅されるだろう。 きっと、人間の心よりAIの学習の方が、より安全な車社会を実現してくれるかもしれない。

寂しい話しだが、その確率は限りなく高い。

今年も子供たちが無事に通学できることを願わずにはいられない。




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