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『俺は100歳まで生きると決めた』

「寿命は本来自分ではコントロールできない。だからといって、自分で決めちゃいけないという決まりもない。だったら、俺の命なんだから、俺が決めたっていいじゃないか。そうだろ? 100まで生きるよ。」と述べている本があります。


本日紹介するのは、1937年神奈川県横浜市生まれ、慶應義塾大学法学部政治学科卒、1960年にデビュー、「君といつまでも」「海 その愛」などヒット曲多数、主演映画に「若大将」シリーズなどがあり、2021年度の文化功労者に選出された俳優、歌手加山雄三さんが書いた、こちらの書籍です。


加山雄三『俺は100歳まで生きると決めた』(新潮新書)


この本は、著者の全盛期だと振り返る70代、それまでの歩み、そして80代になった今、さらに未来について話している本です。



本書は以下の5部構成から成っています。


1.輝かしき俺の70代

2.茅ヶ崎の海が俺を育てた

3.俺の芸能生活、山あり谷あり

4.80代、まだまだ青春

5.今の俺、これからの俺



本書の前半では、「輝かしき俺の70代」について以下のポイントを説明しています。


◆「攻める」と誓った70歳

◆ ザ・ヤンチャーズ:さだまさし、谷村新司、森山良子、南こうせつ、THE ALFEE

◆ 谷村新司と別れの「サライ」

◆ 光進丸は人生の相棒

◆「ゆうゆう散歩」は地井武男との縁



この本の中盤では、「茅ヶ崎の海が俺を育てた」および「俺の芸能生活、山あり谷あり」について解説しています。主なポイントは次の通りです。


◆ 流れ星に願った「金!金!金!」

◆ 憧れのプレスリー

◆ 若大将と青大将

◆ ビートルズと一緒に食べた「すき焼き」の思い出


◆「海 その愛」は、岩谷時子と作曲家:弾厚作の合作

◆ 負債23億円とローマでのプロポーズ

◆ 北海道ルスツリゾートで圧雪車に轢かれた

◆ 紅白のMCで「仮面ライダー」事件



本書の後半では、「80代、まだまだ青春」および「今の俺、これからの俺」ついて説明しています。主なポイントは以下の通り。


◆ 桑田佳祐は親同士が麻雀仲間で長い付き合い

◆ 光進丸炎上、自分の意思で沈む

◆ カミさんは神様

◆ 最後に歌うのは海の上


◆ スクワットなどウエイトトレーニング

◆ 毎食後3種類の歯磨き

◆ 朝ご飯が夫婦の絆を強くする

◆ 未発表曲16曲でいつか新曲を発表


この本の締めくくりとして著者は、「俺が今も元気でいることについて、カミさんは反省するためだと言っている。それも事実。感謝と反省の気持ちを持ち続けようと自分に強く言い聞かせている。」「でも、過去だけではなく、未来も見ていきたい。」と述べています。


あなたも本書を読んで、「100歳まで生きると決めた」著者の生き方を学び、自らの人生設計に取り入れていきませんか。


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では、今日もハッピーな1日を!【3409冊目】

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