時間割引率を下げる事が、人生を豊かにするという話。
発達障害で大きく問題に上がるのは時間管理だと思います。
時間の使い方・割り振り方が下手で、よくあるのがやることの先送りをした結果、後で大きく時間を消費するケースが多いように思います。
今日は、時間管理をする上で最も意識することについてです。
一言で言えば、「時間割引率を下げること」を意識するということです。
そもそも時間割引率とは何なのかから説明します。
時間割引率(時間選好率)とはある報酬の将来の価値(遅延報酬)が、現在の価値(即時報酬)よりどれだけ低く感じられるかを時間による割引率で考えること。また、その割引率のこと。時間割引率(時間選好率)が低い人は自制心(セルフコントロール能力)が高く、時間割引率(時間選好率)が高い人は衝動性が高いことになる。
ITカウンセリングLab
書かれていることがよくわからなかった人もいると思います。
私も読んでいて、よく理解できませんでした(笑)
簡単に言えば、時間割引率とは、将来のタイムパフォーマンスが高いか低いかの割合です。
例えば、運動をしないということは、今使える時間は2、30分増えるかもしれません。
しかし、後々基礎代謝が衰えてくると太りがちだったり疲れやすくなります。
体力があった頃に比べると時間もかかったり、病気になりがちだったりする。将来で見れば、時間を損します。
収入を全て使うのではなく、1、2割は残して貯金や運用に回す。そうすることで将来の備えになるだけでなく豊かな生活を送れるようになります。
タバコやお酒は、健康もお金を失う代表的なものかもしれません。たまに友人と楽しんで飲むというのは、精神的にも良いと思います。日常化している場合は、将来に体を壊すことにつながるだけでなく、お金も失うことになります。
最近は、10万円を超える高級な家電をよく見ます。値段だけ見て買わないと決断するのは早計です。
私は25万円するパナソニックの乾燥機付き洗濯機を持っています。
洗濯機は安ければ4〜6万で買えます。乾燥機付きでも10万円前後で買えます。そういう点から言えば、高い家電に入ります。
ボタンを2、3個押すだけで、洗剤の投入から乾燥まで自動です。天候に左右されず、自分で干す時間が不要になりました。
10万円前後だと乾燥がおまけ程度で生乾きになりがちだったり付いているオプションも中途半端で損したと聞くケースが多いです。
乾燥機付き洗濯と言う作業を極端に短くしてくれる時間割引率の高い商品の筆頭だと思います。
値が張っても買った方が良いと友人や家族にも勧めました。
調理家電でもスチームオーブンレンジやホットクックなど。これらも高い部類の家電ですが、自動でおいしく、しかも簡単にできるので重宝しています。
これらは時短だけでなく、健康にも繋がります。
健康という意味では、運動・食事に限らず歯磨きも欠かせません。
虫歯になるとさまざまな疾患につながるだけでなく、口臭、歯の痛みなど問題に発展します。
時間割引率を下げるということは、将来に対する投資であり、後々自分が楽するために、今やれることを少しでも実行に移すということです。
そのためには、受け身ではなく、積極的に改善する方法を調べて試す習慣を身につける必要があります。
初めは面倒に感じますが、続けていくうちに人の特性として慣れてきて苦でもなくなります。
参考になれば幸いです。
(参考)時間割引率を下げるために参考になる書籍