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GoogleスプレッドシートでChatGPTを使いこなす:実践的なステップバイステップガイド
はじめに
この記事では、OpenAI APIを使ってGoogleスプレッドシートと連携する方法を紹介します。具体的には、OpenAI APIを利用してデータの自動処理や分析を行い、業務の効率化を図る方法を解説します。この手法を活用すれば、日々の作業が大幅に効率化されることでしょう。
例えば、以下のようにセルに入力するだけで、企業の業種を自動的に取得できます。
=generateResponse(B3 & "の業種を教えてください。以下の選択肢の中から選んでください:テクノロジー、ヘルスケア、金融、消費財、工業、エネルギー、通信サービス、公共事業、不動産。出力は業種名だけにしてください。")
![](https://assets.st-note.com/img/1720772242734-PCS1RDkovK.png?width=1200)
実際の出力例は以下の通りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1720772276981-e4gySP0NG0.png?width=1200)
ChatGPTとスプレットシートの連携方法
GoogleスプレッドシートとApps Scriptの設定
新しいGoogleスプレッドシートを作成
Googleスプレッドシートを開き、新規スプレッドシートを作成します。
Apps Scriptの設定
メニューから「拡張機能」をクリックし、「Apps Script」を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1720770860866-yvobYkIPny.png?width=1200)
Apps Scriptエディタが開いたら、以下のコードをコピーして貼り付けます。
const OpenAI_API_KEY = "your_openai_api_key_here";
const MAX_TOKENS = 4000;
const MODEL_NAME = "gpt-4o";
const MODEL_TEMP = 0.7;
function generateResponse(prompt) {
const url = "https://api.openai.com/v1/chat/completions";
const payload = {
model: MODEL_NAME,
messages: [
{role: 'system', content: 'あなたは、優秀なアシスタントです。'},
{role: 'user', content: prompt.toString()}
],
temperature: MODEL_TEMP,
max_tokens: MAX_TOKENS,
};
const options = {
contentType: "application/json",
headers: { Authorization: "Bearer " + OpenAI_API_KEY },
payload: JSON.stringify(payload),
};
return JSON.parse(UrlFetchApp.fetch(url, options).getContentText()).choices[0].message.content.trim();
}
OpenAIからAPIキーを取得
OpenAIのAPIキー取得ページにアクセスし、APIキーを取得します。
取得したAPIキーを、先ほどの「your_openai_api_key_here」の部分に貼り付けます。
Googleスプレッドシートと関数の設定
スクリプトの保存
メニューの保存アイコンをクリックし、スクリプトを保存します。ファイル名は任意です。
カスタム関数を使用する
スプレッドシートに関数を入力
例えば、セルに以下のように入力します。
=generateResponse(B3 & "の業種を教えてください。以下の選択肢の中から選んでください:テクノロジー、ヘルスケア、金融、消費財、工業、エネルギー、通信サービス、公共事業、不動産。出力は業種名だけにしてください。")
![](https://assets.st-note.com/img/1720772706242-CLGFgy5gZb.png?width=1200)
実例:市場分析の自動化
スプレッドシートの準備
市場名(例:日本の電気自動車市場)と分析項目(需要予測、競合分析、成長可能性、課題)を入力します。
市場名のセルに以下のように入力します。
=generateResponse("市場分析をしてください:" & A2 & "の需要予測")
結果の確認
数秒待つと、日本の電気自動車市場の需要予測が自動で入力されます。同様に、競合分析、成長可能性、課題も自動で入力されます。
終わりに
この記事を通じて、OpenAI APIとGoogleスプレッドシートを連携することで、業務がどれほど効率化できるかを実感していただけたでしょうか。この手法は、さまざまな業務や分析に応用可能です。ぜひ、この記事を参考に、あなたの業務でも試してみてください。これからも継続的にChatGPT関連の情報を発信していきますので、フォローよろしくお願いします。
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基本的なGPTsの使い方とそのメリット
GPTsを使用したビジネスシーンでの応用法
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最後までご精読いただき、ありがとうございました。
Image Credit: Open AI Inc. and Google LLC
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