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TOEIC不要論

おそらく10年以上前から、何度も何度も語り継がれている「TOEIC不要論」おもしろいな〜と思って見ています。(私自身はTOEIC界隈には2012年くらいから生息してます)

昔は(それこそTOEICが大好きでたまらなかった2013〜2016年頃)過激な主張を聞くと、こちらもTOEIC擁護に回って、応戦しないまでも心の中で「はぁ〜〜?!」って思ってました😋

今は冷静にTwitterのタイムラインも見てるし、いろんな人の意見を試み出されずに読んだり聞いたりできるので、この流行に乗って「TOEIC不要論」というタイトルでnoteを書いてみようかなと思いました。

💎この記事を書いているJunのプロフィール💎
英検®︎1級合格19回, TOEIC®︎990点23回取得, TOEFL®︎ iBT104(MyBest scores110), 英語発音指導士®︎, スペイン語少々, アルク「英検®︎1級合格マップ」著, 英語ジムらいおんとひよこ代表, 高校でアルゼンチン1年留学

各業界に多様な議論は多かれ少なかれあるんだろうなと思います。
英語だけじゃなくて他の言語の学習界隈もそうだし、あとは、たとえば、IT業界でも情報処理資格を持っててもエンジニアとして評価されるかされないか・使えるやつかどうか、みたいな。

資格試験である程度、今の自分のポジションを得てきた身としては、テストとか資格試験とかあってもいいんじゃないかなと思います。絶対必要とか不要とかじゃなくて、それを勉強することで何かを獲得できるなら(達成感であれ、自己評価でも、他者からの賞賛でも、あるいはもっと具体的に、昇進・昇給・好条件での転職・学生なら進学とか。または単にその分野の知識が増えて知ってることが増えるってだけでも)全然それでいいんじゃない?と思います。

まぁ、丸くなったなぁと自分でも思うけど🙃

少なくとも、一部の人が主張しているような「有害なもの」ではないと考えます。

情報処理でいうと、私は某国内企業の社内IT資格を下から上まで3つ取得してから、今で言うITパスポートにあたる初級シスアドを取ってから、未経験PG募集してた会社に入社して、基本情報を取って、その後応用情報をとって、OracleMasterとかベンダー系とか、Android 技術者認定試験とかも一番簡単なやつ取ってみたりとか、いろいろやってきて。まぁ、特にベンダー系なんかは昔のことだから今は履歴書に書ける物じゃないと思うけど、でも、その当時にちゃんと体系的にその分野の勉強をしたことで、総合的な知識がついたなと思います。Tech系の専門学校とか専攻とかだったわけじゃなく、未経験からIT業界に入った私には大きな助けとなりました。案件ごとで必要な技術は異なって、目が回るような多忙な業界で、仕事から得られる知識だけだとどうしても偏ります。プラスで資格試験の勉強をしたからこそ、知り得たものがたくさんあり、資格試験自体は年月を経て色褪せて履歴書にも載せないけれど、あの時に詰め込みでも学んだものというのは、今のこのIT社会のいろんな仕組みを理解するのに役立ってるし、どんどん変わっていく世の中についても割とついていけてるんじゃないかなと思います。

っていうのが、IT系の資格との自分の経験ですが、TOEICも同じで(もちろん英検とか他の英語資格も)、その資格試験のために勉強をしなければ得られない知識っていうのがあって、TOEICは、たとえば、IT業界での私のように学生時代のなんの知的基盤もない状態でPG・SEになったような、学生時代英語が苦手だった社会人にとっては、ちゃんと勉強したら、ティーンの頃にやってこなかったものをほとんど取り戻すことができ、しかも、学校で習わない口語表現やらビジネスシーンでの表現も知ることができます。英語をちゃんとやらなかったな〜という人にとっても、大人になってからチャンスを掴むための良い機会となります。学生時代に英語が得意だった人や、英語じゃなくても数学でもなんでも勉強自体が得意だった人は、TOEICでさっと高得点をとるのは割と簡単かもしれませんが、そうじゃない場合も一発逆転のチャンスを掴む手段になるんじゃないかなと思います。

ITもそうですが、英語も、今はどこの業界でもどの職種でも「できて困る」ということはなく、むしろ、できた方がキャリア形成に有利な場合が多くなっています。

だから、TOEICは英語をちゃんとやる手段のひとつとして存在してほしいなと思います。

他にもたくさんあります。留学しちゃう、とか、MOOCでいろいろ学ぶ、とか、ドラマや映画をひたすら見る、とか、洋書・雑誌・ニュースを読む、Podcast聴くとか、ネイティブや他の国の人が英語で発信しているSNSとかYouTubeで英語を学ぶとか。まぁ、ただ、そんな場合でも(別にTOEICじゃなくてもいいけど)文法書とか1冊まるまる読むとか、そういう体系的な勉強をしないと、わからない部分が残ったままになるんじゃないかなと思ったり。膨大な量を(仕事もプライベートも捨てて1日20時間くらいを何年も費やして)こなすなら、もしかして文法書から得られる知識をカバーできる、いわゆる生素材での勉強もできるかもだけど。文法書とか語彙本とか資格試験とかって、その膨大な量の時間やエネルギーを節約してくれるツールかなと思います。賢い人たちが「これをやればいいよ」って集めてくれている知識があって、それを一通りやればある程度の知識がつくようになっています。ドラマや映画を観てて、洋書を読んでるだけで、どれくらいの文法・語彙力がついてくるかっていうのは、時間とエネルギーの掛け方、あるいは、その人の記憶力にもよるところも大きく、それが大変だから、1冊語彙本覚えちゃえば、ドラマと映画と洋書とニュースいくつ分もカバーできる単語を勉強できることになる。そしてそれを、さらに英語で書く時・話す時に使っていけば、知ってるだけじゃなくて使える単語になっていく、そんな感じで資格試験の勉強もやっていけば、効率的な英語学習に便利じゃないかと思います。

TOEICを楽しむ人たちはいるし、私もその1人でもあるし、でもそれって割合的には、TOEIC受験者の0.0000000….なんパーセントとかって、すっごく少ないだろうし(↑数字は適当)、必要に駆られてやってる人も多くて。ただ「これやっても使えないしな」って思いながらやるのと、「これを仕事で活かす!」って心に決めてやってるのとでは、仕方なくイヤイヤやってる場合でも結果が違ってきたりするものです。

ちょっと、ぐだぐだなってきたので、ここらへんで終わりにしますが、私のTOEIC不要論に対する考え方はこんな感じです。

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