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発音が正しいと英語がうまく聞こえる

TOP IMAGE : StockSnap on Pixabay

英語の発音を勉強することって、日本の多くの学校や、それ以外の英語を学ぶところも含め、結構後回しにされることが多いのかなと思っています。

それよりは文法やら単語を覚えて、TOEICや英検の資格試験で良い成績を出すことを優先する。

確かに、ビジネスの現場でも、会議や電話、接待の場や、給湯室での雑談で英語で話して、上手にコミュニケーションをとっている人たち全員が発音が良いわけではない。それ以上に、仕事の進め方や専門知識、あるいは場合によってはユーモアのセンスだったり、その場に適した返しをサッとできるかどうかなんてことが、好印象を作り出し仕事をスムーズに進める補助になったりする。


💎この記事を書いているJunのプロフィール💎
英検®︎1級合格20回, TOEIC®︎990点28回取得, TOEFL®︎ iBT104(MyBest scores110), TOEIC S190/W200, 英語発音指導士®︎, スペイン語少々, 「英検®︎1級合格マップ」(アルク)著, 「超速スコアアップ特急 Part2&5を狙え」(朝日新聞出版)著, 高校でアルゼンチン1年留学, 英語以外に西・韓・中も勉強中

ただ、やっぱり、なかなか発音が母国語の影響を脱してない場合は、相手がこちらのアクセントになれるまで苦労してしまう、とか、ミスコミュニケーションが発生して誤解を生じてしまうことがあります。

私、個人的には英語の発音をネイティブレベルにする必要はないと思っています。それは「ネイティブ」って言ってもアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドと、それぞれのアクセントがかなり違うこともありますし、この5か国以外に英語を第一言語としている国や地域も多いです。

ただ、やっぱり母国語、我々なら日本語のアクセントを弱くすることで、相手に聞き取りやすくすることができます。よく言われるのはLとRが区別がついていない、とか、VとB、THとS、SH、とか、全ての子音に母音をつけてしまうとか。私が発音のルールを確認する時、下記の2冊を頻繁に参照しますが(現在は新しい版が出ている)、どちらも巻末にはJapanese向けのページが用意されています。日本語と英語の違いを知って、英語を話す時には少し日本語のクセを減らすことで相手に伝わりやすくなり、相手に苦労させずに理解してもらうことにつながります。


これは、自分が英語を話すときの話ですが、
逆の立場に置き換えたら想像がつきますね。

外国人で日本語の発音がまだ上手ではない人の日本語はとても聞き取りづらく、理解に苦労します。日本語の場合は発音もそうですが、文法が難しいので、その点でも文法がちゃんとしてない日本語で話されると、全然意味がとれません。

あるいは、英語ネイティブではない国の人たちと英語で会話をする時に、母国語の癖が強い英語で話されると、(ただでさえ英語の聞き取りは難しいのに)輪をかけて聞き取りと理解が難しく感じます。

逆の立場で考えてみると、我々日本人もできるだけ日本語の影響を減らした英語で話した方が相手にとってわかりやすい会話になるということがよくわかります。

なので、文法も単語も資格試験も重要ですが、発音もある程度は英語学習の初期から継続して気に掛けたほうが良いかなーと思います。発音の知識が増えると、リスニングがまず楽になるので、そこでコミュニケーションのハードルが少し下がります。そして、自分の発音が少しずつ改善すると相手も瞬時に正しくこちらの意図を把握してくれるようになるので、さらにスムーズになります。

それに、なにより、発音が綺麗だと、中身がなくても「お、この人英語できるんじゃない?」と思ってくれます。これは海外旅行でも同じです。こちらの英語の発音なんて、一言でもわかります。ホテルのスタッフやレストランや、お店で買い物する時に、ちょっとした一言で発音が良いことが伝わると相手も気軽に話してくれるようになります。もちろん、度胸のある人、物おじしない人はカタカナ英語でもどんどん話しかけてそのキャラクターが愛されることもあるでしょう。私は海外でそんなテンションで過ごせないので、発音をできるだけ綺麗にして相手に負担をかけない道を選びます。


以上です!

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