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英検S-CBTとCBTの違い

英検S-CBTを受験してきました!

英検研究の一環です。

上のレベルは準1級までしかないので
準1級で受けてきました。

最初に驚いたのは、
筆記用具が必要だったこと👀

コンピューターベースなので
身分証明書だけ持っていけばいいかと思ったら
そうではなく、
マークシートが配布されたのです!

それは、あの、いつもの見慣れたマークシート
(級は違いますが💦)

え!?

もしかして、S-CBTというのは
CBTとは別物で、
TOEFL iBTみたいにパソコンの画面で
全てが進むのではなく、、

パソコンの画面に映し出された
問題を解いて、手元にある
マークシートへ記入していく!?

そんなことに気づいたのは
スピーキング試験が終わってからです💦
(CBTとS-CBTはスピーキングから始まります)

同じ教室にはCBTの人もいて、
とってもうらやましくなりました。


✅パソコン苦手でも大丈夫

同時に、以前から気になっていたことが
解消されました。

このCBT試験、小学生とかで
ライティングのある級は
タイピングどうするんだろう、と思ってました。
最近の子どもはパソコンでキーボード入力できるんだろうか?
若者はフリック入力に慣れてしまって、
ブラインドタッチできないとYahoo Newsで見たのは
記憶違いだろうか、と思ってました。

なるほどS-CBTがあれば、
子どもだけじゃなく、大人でもパソコン苦手な人は
全然大丈夫ですね。

マークシートも、英作文も全部手書きです。
問題が画面に映るだけです。

これで、二次試験がなく、
1-dayの試験なら1日で終わるので
楽チンです。

✅料金が安い

その上、この手書きとパソコンの組み合わせの
CBTじゃなくて、S-CBTは、
普通に年に3回実施されているものより
CBTより、受験料が安いのです!

(なぜだろう!?)

理由はさておき、安くて、
準1級が手に入るならいいですよね!


✅受験チャンスが多い

年3回実施の従来型英検より、
月1回実施の英検CBTより、
さらに実施回数が多いです。
月に複数回実施されています。

(問題は全てその都度作ってるんだろうか!?)
(リサイクル率は同じなんだろうか!?)


✅受験会場が多い

CBTは全国でも限られた場所しか実施されてないのですが
S-CBTは47都道府県で実施されているようです。

必要な設備が変わってくるのでしょうか。


✅その他、S-CBT, CBTのメリット

スピーキングは圧倒的に
従来型より良いです。

面接官の違いによる差が出ないので。
面接官に当たり外れがあるのが
英検の醍醐味でもあり、
楽しめる部分でもありますが、

初めての合格を目指して
(通常は1回受けたら終わりですが)
お金をかけて受験して、
運が悪かった場合に、
不合格になったら、
やっぱりそれでは悔やまれます。

でも、CBT, S-CBTなら
パソコンで出てくるネイティブ面接官は
全国統一です。

強い訛りも癖もありません。

これが最大のメリットです。

運が良い悪いではなく、
同じネイティブから出される質問に回答できるかどうかなので
フェアです。公平です。

これで失敗しても、
自分の力不足を
素直に認めることができますね。

✅S-CBT, CBTのデメリット

パソコンが苦手という懸念をS-CBTで
取り払ったとしても、
受験料が安いとしても、

デメリットはいくつかあります

👿問題冊子に書き込みができない
👿問題冊子持ち帰れないので自己採点できない
👿リスニング先読みがやりづらい

書き込みができないのは
きついな〜と受験して思いました。

書き込み自体にそんなに意味はないし
後で見返すこともないのですが、
長文問題でも、ちょっと線を引いておく、とか
視覚的に瞬時に脳内を整理するのに使えます。

リスニングでも先読みをした時に
丸をつけたり、線を引いたりして
先読み内容を忘れてしまっても
後でどこを重点的に見れば良いのか
わかるようにマークをしておくことができます。

そして、自己採点をする、というのも
英検を受ける際の楽しみでもあるかもしれません。

私は最近は自己採点はしないのですが
前はやっぱりドキドキしながらまるつけするのが
楽しみでした。

会社の昼休みにやってました。


私はパソコンが少し得意なので、
もし、次回受けるとしたら
S-CBTではなく、CBTで受けます。

でも、

やっぱり私は、
例えば1級がCBTになったとしても
研究目的ではなく、
自分の趣味として受験するなら
従来型のオール手書き試験を選ぶと思います。

これは『慣れ』の問題でしょうか?

TOEFLiBTは最初から全部パソコンだったし
それが退行して紙になることはないし
紙になっても受験はしないし、
書き込みできなくても、
リスニング先読みできなくても、
問題冊子持ち帰って自己採点できなくても
TOEFLなら何も違和感ありません。

やはり『慣れ』の問題かもしれません。

いつか英検がすべてCBTになって
その後
「昔は紙の時もあったのよ」
「今じゃ、考えられないよね」
「ありえないわ、手書きなんて」
と話している未来がくるかもしれません。
(というか、きますね、多分)

今日受験したのは準1級で、
準1級だから、全部満点くらいを取りたいと
思って、朝は勢いよく出かけたのですが、
あ〜準1級難しいなぁ〜というのが
正直なところです💦

LもRもミスがあると思います。
Lは1問聞き逃し、
Rは大問1の熟語がいくつかわからないのがあって。

英作文は難しくはなかったですが、
スピーキングは完璧からは程遠い
回答だったなぁと思っています。

1月には普通の英検を(1級)受けるので
引き続き、頑張りたいと思います🔥

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