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TOEIC400点から英文がある程度読める・日常英会話ができるまで

先日、投稿した記事に早速コメントをくださった方がいて、今日はそのお返事をここに書きたいと思います。

💎この記事を書いているJunのプロフィール💎
英検®︎1級合格19回, TOEIC®︎990点25回取得, TOEFL®︎ iBT104(MyBest scores110), TOEIC S190/W200, 英語発音指導士®︎, スペイン語少々, アルク「英検®︎1級合格マップ」著, 英語ジムらいおんとひよこ代表, 高校でアルゼンチン1年留学

こんな相談をいただきました。
本当にありがとうございます✨

現在は、ラジオ英会話・速読英単語を使っていらっしゃるということですね。そして、目標は英文がある程度読める・日常英会話ができる、ということですね。

TOEIC400点程度(今はもう少し低いかも)ということですが、
これはリスニングが400点とかリーディングが400点ではなく、
トータルで400点ということで進めたいと思います
(違ったらご指摘ください)

現在、400点あるいはそれより低いかもということでしたら
かなり知っている英単語の数や、英文法知識が少ないことが考えられます。

なので、ラジオ英会話や速読英単語をやっていても
全てを理解しながら進めているということは、ちょっと考えにくいかなと思います。

まずは中学英語を

もし、可能であれば、ラジオ英会話・速読英単語を一度やめて
中学生からの英語をやり直すのが、結果的に早いと思います。
(ラジオ英会話・速読英単語が好きで使っている教材であれば、無理に止める必要はありません)

その時に、書籍を選ぶ基準として、
「10時間で中学三年間をやり直す」などのようなものではなく
ちゃんと、中学生が使っているような文法解説書や問題集を買った方が良いかと思います。

薄っぺらい本の中に三年間分の英語が詰め込まれていると大事なところもごっそり抜けている可能性が高いからです。

そして、おすすめは、中学英語の解説本を1冊と問題集はできるだけ多く何冊もやるのが良いかと思います。本屋さんに行ったらたくさん並んでますね。同じ問題集を何度もやり直すのも良いですが、問題を覚えてしまったりするので同じテーマを扱った(ここでは中学英語)異なる問題集を何冊もやることで理解が深まります。

その中で、単語も覚えていくかと思います。
問題集や中学英語の解説本をやっていく中で出てきた単語を覚えるようにします。この時に、発音記号を確認することとと音源があれば音源を確認しておくと、のちのちリスニングやスピーキングに活きてきます。音源がない本の場合は辞書で調べて音源ボタンを押して確認して、声に出して音を真似する習慣をつけると良いです。

中学英語が一通りおわったらTOEICに再挑戦

中学英文法は誰に質問されても答えられる、なんなら人に教えることもできるレベルになったら、もう一度TOEICを受けてみると良いですね。600点くらいになっていたら、だいぶ力がついてきていると思います。もしかして700点を超えるスコアも取れるかもしれません。

そして、一度お休みしていたラジオ英会話・速読英単語をやってみると、視界がクリアになり、ちゃんと理解できる英文が多くなっているはずです。

レベルチェック


大人になったら、どうやって自分の英語力を測るかって難しくなりますよね。だからTOEICが手軽に受けられて便利だったりします。英検もぜひやってみてください。受験する必要ないので、公式サイトから過去問をダウンロードして、たとえば、準2級の問題を解いてみる。2級の問題で7割程度取れれば、高校卒業程度のレベルが身についています。準2級でも正解数が半分以下なら、何が足りないか考えて、その不足を補うと良いかと思います。大抵の場合は、文法知識の不足と単語力が足りてないので、高校1年生レベルからやり直すと良いかと思います。あるいは、市販のものなら下記の書籍が良いかもです。


単語帳の使い方


このよう単語集を見た時に、「知ってる単語が多いな」と思っても、それくらいのレベルから始めるのが良いかと思います。そして、英単語から日本語の意味を言えるだけではなく、日本語の方を見て英単語がポンポン出てくるように覚えてみたり、例文をすらすら言えるように覚えてみたり、音源を聞きながら、リピートしたりシャドーイングすることで、簡単な単語が「知ってるだけの単語」から「使える単語」になってきます。そうすると、将来的に「日常英会話を話す」時にかなり便利です。音でも知識を取り込むことでリスニングも楽になります。

日常会話を英語でするということは、必ずリスニングスキルが必要になりますので音にも注目してみてください。

学生の頃から英語が得意だった人は、中高からこれくらいのことはやっていて、その蓄積があるから大人になって英語から少し離れても、やり直しをする時に習得スピードが速いと思われます。


話すためにはライティングも

英語で話すことを目標にされているので、ライティングも軽視しないことをおすすめします。ライティングならじっくり時間をかけて英文をつくることができますが、スピーキングとなると瞬時に反応して相手に意図が伝わる英文を組み立てる必要があります。それがほぼ無意識にできることが求められます。なので、まずは英語で書くことに慣れていくのが良いですね。まずは、文法的なエラーがほぼない英文を書けるようになることで、その後、よりカッコ良い英文を書けるようになるところを目指してみてください。

目標達成までは繰り返し

「英文がある程度読める」「日常英会話ができる」が目標ということでしたね。どのレベルの英文か、とか、日常英会話というのもネイティブと話すのか非英語圏の方と話すのか、ちょっとした朝と夕方の挨拶レベルなのか、がっつりプライベートなどうでもよい雑談までできるようになるのか、で違ってきますが、満足できるレベルまでは、あとは繰り返しです。

✔︎ 英文法の勉強
✔︎ 英単語を覚える
✔︎ リスニングをする
✔︎ リーディングをする
✔︎ 声に出して練習する
✔︎ 書く練習をする
✔︎ 話す練習をする

資格試験でいうと、TOEICなら950点くらい取れる、英検なら1級に合格できるくらいになると、少しだけ英文が読める状態・英語が辿々しい感じでも話せるレベルになることが多いです。個人差はあります。

結論


長時間かかっても毎日継続して上級レベルを目指すために、1つ付け足すなら、中学レベルの英文法をやってみてください。それが終わったら、もう少し難易度の上がった英文法をやると良いかと思います。


以上です!

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