見出し画像

主夫がおうちでセラピストしています「プライド捨てたら豊かになった」

2007年にAQUA MIXT(アクア・ミクスト)自宅サロンをオープン。

エンジェルオラクルカードの創始者であるドリーン・バーチュー女史の「エンジェル・セラピー・プラクティショナーⓇ」コースに参加するためにカリフォルニア州のラグーナビーチへ行く。以降、おうちでセラピストをして14年が経ちました。

僕のヴィジョンは「多くの人が上機嫌で生きる世界をつくる」こと です。

潤治作成シリーズ-30

これは、謝れない男のつまらないプライドを捨てるまでの軌跡である。

周りの人からこう思われたい。
自分を実際以上に見せて他人の注意を引きたい。

自分の器を広げることよりも、大きく見せることに力を注いでいた僕でした。

大きく自分を見せようとするのは、自分が取るに足らないちっぽけな存在かもしれないという不安を持っているからで…

その不安をどうにかして処理をしようとしたときに、人を使って自分を認めようとしていました。

自己存在に対する不安…

これをどうにかするには、不安と対峙しなければならないのですが、それほどの度胸もなく、とりつくろうとしてしまう安易な自分がいました。

実際の自分よりも大きく見せた自分を「あるべき姿の自分」として、下駄を履かせていたわけです。そんなプライドを誇示していたんですね、僕は。

そのプライドが自分を不安から遠ざけてくれると考えていました。

trinity201907画像1

主夫がおうちでセラピストしています

今では夫婦でセラピーサロンをしています。

ヴィジョンを持ち、求心力のある妻のおかげで、サロンはオープン当時から徐々に多くの人に知られるようになり、いつの間にか14年が経ちました。

自分ひとりでは成し遂げられなかったサロンですが、自分の力が大きく貢献していると大きな声で叫びたい時もありました。

自己存在に対する不安がそうさせるのでしょうね…。

反転して、「僕はこのサロンに無くてはならない存在だ!」と必要以上に思おうとしてしまっていたのです。不安で仕方がないから。

そうすると、サロンをよりよくしようとする際、パートナーである妻からのフィードバックを「ダメだし」と捉えてしまうのです。

どこかで、社会的に成功し、バシッとスーツを着て、先っぽがとんがっているような靴を履き、ノーネクタイだけど襟がパリッとしているシャツを着て、壇上に立って、多くの人の前で講演をして、

「どうですか?これが成功者ですよ。」

という自分を成功の基準値にしているので、自宅で洗濯ものをたたみながら、ビジネスパートナーにフィードバックをもらっている自分がどうにも滑稽で格好悪く思えてしまっていたのです。

画像3

自分にしか座れない成功指定席がある

自分だけの花を咲かせよう…なんて口ずさみながら、自分じゃない自分になろうとしている自分。

その自分のほうが滑稽なのでは?と思うようになった時、

多くの人から
「潤治さんに相談して良かった。」
「主夫感覚を持つ潤治さんだから…」

と伝えてもらえるようになりました。(それまでも言ってもらえていたでしょうが…僕の不安が大きすぎて、それが聞こえなかったんですね。)

パートナーからのフィードバックも、より良いものを提供するために必要な修正と適切にしていく過程とただただ思うようになりました。
(これは僕自身の「ご機嫌度合い」にも依ります)

ダメだしと捉えていた「謝れない男」は、自分の不安から肥大化させた「つまらないプライド」を捨て、パートナーに歩み寄れるようになりました。

そうすると、不思議なことにさらに多くの人から認めてもらえたり、応援されるようになったり、より「とりあえず、やってみよう!」と思える自分になっていることに氣付かされます。

豊かさには際限がないと感じます。

娘との日々もいっそうそれを感じさせてもらい、その豊かさを多くの人と分かち合おうと、それができる自分たちであると信頼するようになりました。

プライド捨て、自分がこの世にひとりしかいない大切な存在だと思ったら、豊かになっていました。

緑 葉のリース 祈りの日記 ブックカバー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?