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未来が明るく感じられる話を集めてみた①科学編

 年の暮れ、今日は比較的暖かいですが、皆様いかがお過ごしですか。テレビをつければ自民党の議員が逮捕されただの、有名お笑いタレントが性犯罪疑惑で告発されたりだの、何かと騒がしいのですが、一方でウクライナとガザ地区の戦争は終わりが見えないなど、暗いニュースも多いです。ここはひとつ、明るい未来に向けたポジティブな話を集めて、前向きな気持ちになって今年を終えたいと思うのです。それでは一つ目から。

1,培養肉の開発が進んでいる。
 
「培養肉」という言葉を聞いたことはありますか。文字通り、動物の細胞を培養して肉に生成する肉の事なのです。

 牛のゲップはメタンガスで、これが地球温暖化の一因になっているのですが、牛の数が減れば必然的にゲップも減ります。また、牧場にする土地、エサも減ります。牛を殺すという罪悪からも逃れられる。これから地球の人口はますます増えていくが、食料不足をも解決出来る。良いことづくめなのだが、今のネックは値段が高いこと。だが、これは普及していけば必然的に下がるだろう。2040年には総需要の35%を培養肉が占めるという試算だ。我が家の食卓に培養肉が並ぶ日も近いだろう。

2,空飛ぶ車に乗れる日も近い

 皆さんは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」という映画を見たことがあるだろうか。タイムトラベルの物語だが、デロリアンというタイムマシンは車だったが、それが2作目、2015年の未来の世界では空を飛んでいた。文字通り空飛ぶ車になっていたのだが、いよいよ私たちも空飛ぶ車に乗ることが出来そうだ。

 早くても実用化は2030年ぐらいだろうか。もうすぐだ。しかしいかんせん値段がまだ高い。1億円とかそういう世界だ。だが、これも普及していけば必然的に廉価になってくる。庶民が乗るには300万円ぐらいまで下がってもらわないと駄目だろうが、車だって最初はクソ高かったのが今では100万円程度出せば買えるところまで下がっている。同じことが空飛ぶクルマにも起こる。あと、空飛ぶクルマは全て電気で動くので、ガソリンによる大気汚染や石油の枯渇に悩む必要もなくなるだろう。私も死ぬまでには絶対に保有したいと思っている。ただ……怖いのは事故だろう。地上50メートルを飛んでいて墜落したらまず死ぬだろう。常にパラシュートを装着して運転することになるだろうか。その辺りの安全対策はしっかりしてほしいと思う。

3,核融合エネルギーがエネルギー問題を解決する

 え?核融合?原子力発電のこと?そうだとすると事故の事を考えると支持できないよ、あるいは廃棄物の管理なども大変だ、と思う人が多いのではないか。ひとまず、核融合発電が何かを見てみてほしい。理論上は1グラムの燃料からタンクローリー1台分にあたる石油約8トン分のエネルギーが得られる。とんでもなく効率が良い。

 次にここを見てほしい。原発に比べ、放射性廃棄物の量は少なく、高レベル廃棄物が出ないので処理費用も少ない。

 これらを受けて、今日こういう記事が出た。

 この核融合発電に関しては、日本には一日の長がある。それでも、どうにも受け入れにくいな、核融合か……。と思う人を否定はしない。私個人はよく調べた結果、現状の原発よりもはるかに安全で廃棄物も長く危険性を保たない、という事で紹介することにした。前項の空飛ぶ車も電気で走るのだし、電力は必要だと思うからだ。本当は太陽光発電ですべて賄えればいいのだけれども……。

  一般家庭は、場所によるが、太陽光発電で電気代0円を実現出来ているようだが、工場などはまだまだ無理なようだ。その一方、「宇宙太陽光発電」というものも実用化されるようだ。

 文字通り、太陽のエネルギーは無尽蔵で、いや、太陽とて何十億年後には消滅するとか言われているが、さすがにそこまで先はまだ考えなくていいだろう。究極のクリーンエネルギーである太陽光発電には大いに期待する、他にも優れた手段が現れることを期待する。

 おまけ 日本の近海から「金」が採れる?!

 東京のはるか南、青ヶ島の深海から「金」が採れるというニュースを見ました。すごいやん!と見た瞬間私は興奮した。

 ですが……回収にかかる費用700万円に対し、採取出来る金が少なすぎるため、商業化は無理とのことです。う~む。黄金の国ジパングは夢であったか。

 ともあれ、科学者や研究者の皆さんのおかげで、日々未来のための優れた技術が開発されている。科学の進歩は人々を幸福にするものであってほしい。人を殺す道具ではなく、人を生かす道具を作ってほしい。心からそう願ってこの記事を終える。この後②の医学編を書く。

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