少年の投げ銭カイロから〜〜冬の野外演奏へ


11月の20日、まだ暖かい日が多かったので、街に出て野外演奏をしていた。気がつくと幼稚園年少さんくらいの男の子がボーッと前に立っていた。認識後、猫と対面する時のように目を合わせず演奏に集中。やがて彼は投げ銭Boxの前にゆっくり移動、手を伸ばした、そして握っている何かを落とすために、ゆっくり手をひろげた。
 ボトン! 
小型の使い捨てカイロ、自分は瞬時にそう認識した。が、もしかして、親がティッシュにくるんだ”おひねり”か?という希望的な考えも浮かんだが、演奏後確かめるとやはり”カイロ”だった。
 まあ、何かいただけた、その気持ちには感謝なのだが、、強く印象にのこった。

帰宅後、荷物を整理、カイロを取り出すとまだ暖かい。熱がもったいないので、ポケットへ入れた。
野外演奏は今シーズンはコレで最後かなと思っていた。

一服しながら、カイロについて想いをめぐらす。

”そういえば、かつて、カイロをたくさん使って、寒い冬の深夜にポケモン捕まえに行ってた時期もあったな〜〜” など、思い出す。
 
”んんっ!、、、”

”カイロ使えば、もう少し寒くなっても、演奏できるんじゃね?、、”

『やるか!』

12月前半にやってみた。なんとかいけそうだ。(この時は手袋中のカイロのみ)

じゃったら、クリスマス・ウィークも挑戦しよう!!!と決意。

手先の末端が温まるには、ボディーが汗ばむくらいに温まっている必要がある事は、かつて、ランニングをしていた経験からわかる。ボディーをもっと加熱できれば、きっと、出来るだろう。

で、12/21、腰に大型カイロ2枚、手袋に小型かいろ2枚で、なんとか乗り切れた。明日も予定しているが、もっと冷えて、風も少し吹きそうなので、身体へのカイロを一枚ふやそうかと考えている。

とりあえず、やってみるだ。


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