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ストラヒニャ・パブロヴィッチ     この夏ここからさらに名前を見ることになる男

   見出しーーーStrahinja Pavlovic - Player profile 24/25 | Transfermarkt



EUROやコパ・アメリカなどの大型大会の終わりが近づき、さらに移籍市場の活性化が予想される中でセンターバックの市場でこれからさらに名前を聞くことになるだろう選手がストラヒニャ・パブロヴィッチだ。

【パブロヴィッチの基本情報】

  • 生年月日     2001年5月24日    23歳

  • 出身国      セルビア

  • 身長       194センチ     6フィート4インチ

  • 現所属      レッドブル・ザルツブルク

  • 利き足      左足

  • ポジション    センターバック 左サイドバック

これまでのキャリア


パルチザン ー モナコ - セルクルブルージュ(レンタル)
ー バーゼル(レンタル) - ザルツブルク

2015年に母国セルビアのビッククラブパルチザンのユースに移籍。注目されるまでに1年もかからず19年の夏の時点ではラツィオへの移籍に近づいたものの交渉は決裂。その半年後モナコへの1000万ユーロでの移籍が決まった。
しかしモナコでは2年間苦しみに苦しみセルクルブルージュ、バーゼルと半年間ずつレンタル移籍した。
その後ザルツブルクに700万ユーロで移籍。
その後はザルツブルクで順調に成長、活躍しこの夏移籍注目株となった。

選手の特徴やプレイスタイル、データ

      強み            弱み
    
     空中戦            集中
    タックル            規律

© WhoScored.com

今季リーグでは守備のほとんどのスタッツが上位80%に入るほどの活躍。
地上、空中ともにデュエルの勝率では90%を超えるスタッツを残している。またクリアの数も多い。
またイエローカードを受ける回数は多く今季はリーグ3位の10枚。
レッドカードも1枚受けている。
1試合平均70回のパスを出し、成功率は80%を超えている。
ドリブルの成功率も高くドリブルが好きな選手といえるだろう。
今季のクリーンシート率は46%と攻守においてインパクト選手であったことは間違いない。
また負傷歴や欠場数が少ない。大きな離脱はほとんどなく数試合にまたがった欠場はない。昨シーズンも1試合出場がなかったくらいだ。

現状噂があるチーム

  1. AC ミラン    現状最有力

  2. アストンヴィラ

  3. チェルシー

  4. ブレントフォード

  5. ニューカッスル    個人的注目

  6. ウルブス

  7. ノッティンガムフォレスト

ACミラン

カルチョメルカートによるとミランはパブロヴィッチとの交渉を開始

新監督のフォンセカは守備の再構築をトモリを中心にすることに決めた。契約するにはマリク・ティアウを売却する必要があるとされている。
イブラヒモビッチが交渉に参加しているという報道も出るうえに本人も加入に前向きとの報道も出るなど現状だとミラン加入が最有力か

アストンヴィラ

来シーズンチャンピョンズリーグがあるアストンヴィラは昨シーズン少し不安があった守備陣の補強をエメリも望んでいる。
更には昨シーズン出場する機会もあったラングレもレンタルということでバルセロナに復帰。
フェイエ―ノールトのハンコやアトレティコを期限切れになったエルモソなどにも興味を持っている。

チェルシー

一応チェルシーも移籍の候補ではある。
チアゴシウバも移籍しアダラバイヨが加入はしたが噂は出続けている。
バーゼルからユーティリティーのヴェイガを獲得したことで左利きのセンターバックのチーム内需要はもう下がった可能性は高いと思うがどうなるか

ブレントフォード

昨シーズンけが人が多く後ろのやりくりに苦しんだブレントフォード。
フランクは攻撃的なバックの選手を好んでいてそこもタイプ的には合うだろう。
空中戦での強さが武器のブレントフォードにとってはそこもハマるに決まっているのかもしれない。
複数の候補を検討しているため具体的な話はまだない。

ニューカッスル ★個人的注目

ニューカッスルのスポーツディレクターに最近就任したポール・ミッチェル。有能なディレクターではあるがパブロヴィッチをモナコに連れてきたのは彼だ。モナコでは活躍で活躍できなかったがセルクルブルージュの戦略アドバイザーも務めていたためそこにレンタルしたということは注目していたといっていいだろう。
更に主力の左利きセンターバックのボットマンが前十字靭帯を負傷。年内の復帰の見込みは絶望的とされ、早くても25年の復帰とされている。その点でも前向きな点はある。

が、先月ボーンマスからフリーでロイド・ケリーを獲得している。
左利きのセンターバックでタイプ的には似ている。そのために加入する可能性が減ることはあるだろう。

さらにニューカッスルはセンターバックを補強する場合ミランからティアウを獲得する興味を高めているとされている。
前述のとおりミランがパブロヴィッチ取るためにはティアウの売却が必要。
ニューカッスルが結構なカギを握っているといっていいだろう。

ウルブス   フォレスト

ウルブスとフォレストもパブロヴィッチの獲得に興味を持っている。
ウルブスはキャプテンの左利きセンターバック、キルマンを4000万ポンドでウェストハムに売却。
一方、フォレストは怪我で出場機会が多くなかったとはいえ左利きのセンターバック、ニアカテをリヨンに2700万ポンドで売却。

両チームともパブロヴィッチとタイプの同じようなセンターバックを今月に入って売却をしていることを考えると二クラブともパブロヴィッチの獲得に動いていても不思議ではない。
他のクラブとの獲得レースだと明らかにふりかもしれないが


まとめ

この夏パブロヴィッチが注目株になるのは活躍を見たら必然だろう。そして獲得の噂が出ているクラブの量も多い。
本人は母国の英雄ヴィディッチにあこがれてここまでプレーしてきた。
遂にビッククラブにはばたくタイミングだろうがどこのクラブが彼を射止めるのだろうか。


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