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好きを探す状態を好きに。

近年、自分が何をやりたいか、何が得意なのかを見つけられず悩んでいる若者が増えている。

これは保証できる話ではないのだが、好きを探している状態を好きに、すなわち楽しむことで自らの好きなものや得意分野を見つけやすくなるのではないだろうか。

私自身ある分野のクリエイティブ職をやっているが、自らの得意を突き詰めていく過程すら楽しめなくては立場や能力を向上させるのは難しいといえる。

好きや得意が見つからないからといってネガティブになる必要は全くなく、むしろ簡単に見つかることの方が珍しい。探していく過程を楽しむことは、自らの好きや得意を発見するための視野を広げ、できることの可能性を高めてくれるだろう。

自分よりも優れていたり、目立っていたりする人々を見て妬むことはわからなくもないが、それは自らにとってたどり着けない領域を相手が持っていると思っているからである可能性が高い。

一歩一歩着実に、自らの可能性を探す過程を楽しむことを続けていけば、周りの秀でている人々のことを気にしている余裕もなくなるはずである。

個人個人が自分のことに集中することで、その個人間においてもWin-Winの関係を作り出せると考える。今後日本社会がどうなるかは予測がつかないが、希望と自我を保つことを忘れないことが大切なのだろう。