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ああよかった


今年のお正月は久しぶりに家族五人が集まり、ゆっくりと楽しい時間を過ごすことができた。
昨年は元旦から私は眩暈に襲われ、三人の子たちもそれぞれに課題や体調の変化が激しく、本当にジェットコースターに乗っているような一年だった。

和食を学んでいる長女が年末から仕込んで味醂と蜂蜜で甘味をもたせたおせち料理を披露して正月らしさを醸し出してくれた。

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祝箸の箸置きは庭の南天の枝を切り、テーブルに置いた。
南天の木は「難を転じて福となす」と言われている。

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正月でもあり私も松の葉を漬けた三岳をお湯割りにして少し飲んだ。

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今年の正月は、初めて家族でのプレゼント交換を行った。
それぞれが選んだプレゼントをくじで順番を決めて1番の人から自分の選んで品以外のものを選んでいく。2番くじの人は1番くじの人が選んだものも選択できるというルールで、要は5番くじの人が一番自分が欲しいと思うものを選択できる。
1番くじは次男、2番くじは私。私は何となく次男の品を選んだ。
次男の説明では、永遠に光を照らすものであると・・・
小さな袋を開けると小さな六角形の箱に「スミスキー」とある。それでも何だかよくわからないまま袋から取り出してみると、不思議な触感の人形のようなもの。「スミスキー」はものかげにひっそり暮らす妖精で夜になるとぼわっと光を放つ存在。

https://smiski.com/

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スミスキーの鼻が私の鼻とそっくりであることや、私が得体のわからないスミスキーをいじくりまわしている状況に大きな笑いが生まれた。
スミスキーをよくよく味わってみると光を浴びないと輝かない存在であり、
これは自分の太陽を輝かせないとその人の存在も輝かないということに重なるのではと思った。隅が好きというのも私の立ち位置とも重なり、まさに私のために準備された品であると受け止めた。

3人の子は、それぞれの持ち味でそれぞれの道を歩もうとしている。
ついつい世間のレール、常識から話をしてしまいがちであるが、寄り道や失敗を通して逞しくなっていくことを願いつつ「親」という漢字が示すとおり木に登り子を遠くから見守っていければと思う。

そのためにも先ずは昨年からも日常の中で意識していること、自分自身を大切にしていくこと、それができるような工夫を重ねていこうと思う。
マドモアゼル愛先生の昨年も動画で語られていたが、改めて新年にああよかったの動画に触れて、これは日常の中で意識していこうと思った。

今年の正月はゆっくり楽しく過ごせた、ああよかった!  
今日も何とか元気に過ごすことができた、ああよかった!


https://www.youtube.com/watch?v=OOW_qHx9LnQ


香り立つ京人参に刃を入れて



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