【人数試算】2018年4月7日新宿行進デモ
デモの参加人数を正確に数えることは非常に困難であり、主催者発表の数字、警察発表の数字、メディア発表の数字に10倍以上の隔たりがある場合もあります。
そこで、Jacob's Method(1960年代にカリフォルニア大学Herbert Jacobs教授が考案した群集の人数を数える手法。詳細はリンク先参照)を参考にし、「参加者がいる面積」×「混雑度に応じた単位面積当たり人数」で4月7日新宿行進デモの参加人数を試算しました。
結果、「672人以上」という結論に達しました。
※デモ隊は大きく2つの集団に分けられており、先頭集団を「1フロート」、後続集団を「2フロート」と記載します
1フロートの計算過程
当日16:34頃に新宿駅西口 小田急ハルク前を通過した際、自身で撮影した動画から、おおよその「列の長さ」と「列の幅」を割り出しました。
1㎡あたりの人数は、株式会社ベクトル総研が定義する群集密度を参考に、人の間を通り抜けることは困難なほどに混雑している場合の理論値( 1㎡あたり1.4人)を採用。
2フロートの計算過程
当日16:40頃に新宿駅西口 小田急ハルク前を通過した際、自身で撮影した動画から算出。計算方法は1フロートと同様。
留意点
・小田急ハルクは、16:30に柏木公園を出発した直後に通過した場所であり、17:30頃に新宿中央公園で解散するまでの間に行進に加わった人数は計算に含まれていない。
・当日の様子はtwitterで #まともな政治を で検索すれば、多数の画像を確認可
・Jacob's Methodが定義する群集密度ごとの値は大柄なアメリカ人を基準としており、小柄な日本人の人数試算に用いると試算人数が少なくなる可能性が強い。そのため、株式会社ベクトル総研が定義する値を採用した
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