他人と比べてヘコむ自分を卒業する！ブレない自分軸をつくる「3つの習慣」
人と比べて落ち込んだ時の『3つのポイント』
インスタやfacebook、twitterなど、
ソーシャルメディアの時代と言われて久しい今。
他の人の『キラキラ投稿』や活躍している姿を見て、
「私、あの人より出来てないな…」
「どうして私ばかりうまくいかないんだろう」
と思うことはありませんか。
他にも、だんだん気持ちが沈んでエネルギーが低下してしまったり、
結果的に、自信がなくなることもあるかもしれません。
他の人の成功や活躍に対して、嬉しさや頼もしさ、喜びも感じながらも
その一方で、自分の中でモヤモヤした感情が渦巻いたり、嫉妬しては自己嫌悪することもあるのではないでしょうか。
このように、エネルギーが低下する経験は、誰しも通る道なのです。
人と比較をしたり、競争する「罠」にはまらずに、「もっと自分らしく「今の自分でいい」と心から受け容れられたら…」
そんな風に、自信をもって一歩ずつ楽しみながら、成長したいと思う方も多くいらっしゃるかもしれません。
人と無意識に比べて落ち込んでしまう時は、うまくいかない理由があります。
それは、『3つのポイント』がズレているからです。
まず、ひとつ目は、
「無意識に自分の外に目を向けて、何かと自分を比べては、価値を推し量る」からです。
「外に目が向いた時」にどのようなことを考えているのかというと、
実は、自分が無意識に心の中で感じているパターンがあるのです。
他の人が活躍している姿を見て、その人と比べて「自分に価値があるか／ないか」や出来／不出来、優劣、つまりは「○」か「×」かなど、
自分は「できていない」「なかなか進んでいない」とジャッジをしては、落ち込む。
これが、無意識に起きている心の中のメカニズムです。
自分を〇〇すると、パターンが変わる！
今までのパターンを手放して、「元々の自分」らしい成長を一歩ずつ楽しむためにはどうしたらいいのでしょうか。
それは、「自分を観察する人になる」ことが大切です。
もっと分かりやすく言うと「モニタリング」です。
心や感情の動きを「モニタリング」し、自分の心の動きに敏感になりましょう。
他の人の活躍を見たり、新しい刺激を受けた時、
「自分の心がどのように動いているのか」
その動きがある前に、何と何を比較して、
それに対してどのように自分が思っているのか。
「心のパターン」を観察できるようになると、
「これは私の心のクセなんだ」
と、気づけるようになります。
『クセ』は、『自分そのもの』ではないのです。
これまで、自分が成長してきたプロセスの中で身についてしまった『無意識の習慣』に自分で気づけるようになると、「自分の価値は人と比べなくてもいい」ということを思い出せます。
その結果、今までとは別の心の動き方をするため、より安定した気持ちになり、平安に保てるのです。
『沼』にはまる背景には〇〇期にあり！
この『比較と競争』という名の『心の悪い沼』は、誰しも原因があります。
これまでの学校教育や幼少期の育った環境、特に『何気なく、よく親から言われた一言』です。
「どうして〇〇ちゃんみたいにできないの？」
「あなたって駄目な子ね」
そう言われた記憶が無意識に、自分の価値を比較対象にして『心のクセ』を身につけている場合が多いです。
ここに気が付けるようになると、沼にはまることがなくなります。
もし比較をしたい時は、『過去の自分』としましょう。
例えば、これまでの自己ベストを更新したとき、
「これまでで、一番やれた！」
「頑張れたなぁ」
そんな風に、「私、このままでいいんだ」と思えたら、
本当の意味で、自分の中に自信や自己肯定感が湧き上がります。
ちなみに、その時の比較対象となる相手は、実は、『自分の可能性を映し出してくれる鏡』なのです。
このように、他人のことを捉えることができるようになると、相手と自分を比較して、一喜一憂する必要がなくなります。
『自分の人生の物語』の主人公になる「4つのポイント」
さらに言うと、「自分が何を目指しているのか」、「どうなりたいのか」という得たい結果（ゴール）を明確に持つことが大事です。
そして、
「ゴールに完璧に行けたかどうか」よりも
「ゴールに向かって一歩進めたかどうか」。
そして「さらにまた、一歩進めたかどうか」に目を向けましょう。
結果よりも、行動とプロセスに焦点を当てるのです。
この一歩ずつ歩む自分を褒めたり、肯定し、好きになってあげること。
「結果を手に入れる」とは、この「行動とプロセス」を一歩ずつ進んだ結果でたどり着きます。
「結果を手に入れてない自分はダメだ」と思ってしまう時は、1ミリでも一歩でも、「ゴールに向かって行動した」プロセスを歩む自分自身に共感や応援、信頼、自信をもってみましょう。
自分自身をもっと素直に受け容れたり、認められて、好きになれます。
もうひとつ、大切なことがあります。
自分が目指しているゴールや得たい結果は『何のため』なのか、
この理由も、自分の中で、丁寧に掘り下げて確認しましょう。
自分の生き方の中で、大切な部分が明確になればなるほど、自分自身の得たいゴールに向かう理由やエネルギーが大きくなっていきます。
「ゴールに向かう道のり」を次の図で見てみると、「左下のスタート（Before）から、それに向かうゴール（After）」に向かう時、「一直線に右肩上がりに成長するのでは？」と思うかもしれません。
実際に行動してみると、なかなか結果が出ない時期からグッと結果が出始めたり、「山あり谷あり」という曲線をたどりながらゴールに到達する事がほとんどです。
このように、いくつかの段階を経ながら、そのゴールにふさわしい自分に成長し、たどり着きます。
つまり、「一直線に行くこと」よりも、「一歩ずつの変化と成長を楽しむ」ことが大切です。
さらに言うと、『4つのポイント』があります。
①『行動』
そのゴールに向けて、一歩でも1ミリでも、『行動』できたかどうか。
②『学び』
行動の中で得た、新しい経験や知識、スキルなど、『学ぶ』ことができたかどうか。
③『成長』
経験の中で、自分自身が、より『本来の自分自身』に『成長』できたかどうか。
④『出会い』
それを通して新しいご縁ができて、仲間や経験、『出会い』を、楽しめたかどうか。
この『4つのポイント』をしっかりと、サイクルとして回していくと、道のりそのものを楽しみながら、自分の『人生の物語』の主人公になります。
つまり、誰かと比べて「価値がある／ない」というのは『脇役的な発想』なのです。
『自分の人生』という物語の舞台においては、「自分自身が『絶対的な主人公』である」
このように、心が目覚めれば目覚めるほど、他の人に対しても、「ひとりひとりが主人公」だと思えて、より「おおらかな気持ち」で、相手のことも大切に思える視点になります。
まとめ
もし、他の人と比較をしたり、キラキラした投稿を見た時に落ち込むなど
心の働きを感じたら、まず、その状態を観察しましょう。
・「何を見た時に」
・「何を感じて」、
・自分が無意識に「どういう風に」ジャッジをしていたのか
・「どうしてそう思ってしまったのか」
このように、自分の『クセ』に気づくことで
そのパターンから脱し、もともと「大切にしたい在り方」をもとに
自分の価値をもう一度思い出せるようになります。
私たちは、無意識に『比較と競争』という沼にはまって、毎日、幾度となく、自分にも相手にも、ジャッジをしています。
この時、大元のところでは、自分たちひとりひとりが『かけがえのない主人公』であることを思い出しましょう。
そもそも、比べられる対象は、自分自身の『過去の自己ベスト』です。
これを1ミリでも一歩でも越えて、自分らしい成長を進めたら、自分に自信を持てたり、自己肯定感を高めながら歩めます。
「結果を出したかどうか」よりも
「結果に向かって一歩ずつ進んでいる」ことに目を向けて、自分自身の行動とプロセスをしっかり認めましょう。
それを受け容れ、信頼することで内側から自信が湧き上がり、「自分を信じる」力が自然と蘇ります。
この時、自分自身がしっかり「行動」し、ひとつつずつの経験から「学び」、それを通して「成長」することによって、新たな素晴らしい「出会い」に導かれていきます。
このように、プロセスを楽しみ「ブレない自分軸」を確立していくことで
私たちそれぞれの『人生の主人公』として、物語が輝き、素晴らしい道のりになります。
今回は、『他人と比べてヘコむ自分を卒業する！ブレない自分軸をつくる「3つの習慣」』についてお伝えいたしました。
この記事でご紹介した「モニタリング」を活用し、内側で揺れ動く感情を観察する時間を作ってみることで、新たな気づきや発見があるかもしれません。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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