ダンテとラファエル前派展:アートと文学の交差点
私が大学生のころ、美術史概論の教授は東京大学文学部仏文科で、ノーベル文学賞の大江健三郎と同期だったという女性教授でした。当時の東大の話をよく聞かされて、新宿の美術展や高級なお店に何度も飲みに連れて行って下さった。特に思い出深いのが、新宿伊勢丹でのラファエル前派展。ダンテ・ガブリエル・ロセッティだった。彼の絵画には本当に魅了された。今回はその彼の絵についての話を懐述していきたいと思う。
🖼「ダンテとラファエル前派展:アートと文学の交差点」ダンテ・アリギエーリの「神曲」は、文学