超辛い(Sauscharf)のルール抄訳
いつもの「自分用のメモ」です。yskさんにインストしていただいたので、英語ルールを読みながら覚えているルールを書き下しています。英語ルールの完全な訳ではありません。悪しからずご注意ください。
セットアップ
カードディバイダーを組み立ててプレイエリアの中央に置く。
全てのチリカードをシャッフルし、7つのスロット全てが埋まるまで1枚ずつめくっていく。同じ値のカードは同じスロットにずらして置き、カードディバイダーの中でグループをつくる。3枚を超えるカードのグループは作れない。もし4枚目の同じ値のカードをめくったら、別のカードスロットに置く。注意:ワイルドカード(Xのカード)は単独のカードでのみスロットを埋める。もし1枚を超えるワイルドカードをめくったら、異なるスロットに置く。
残りのチリカードを裏向きの山札としてカードディバイダーの隣に置き、その近くに表向きの捨て札用スペースを作る。
ゲーム難易度を選ぶ。
難易度: マイルド | ホット | 激辛
手札枚数: 10枚 | 9枚 | 8枚
除外するチリソース: 7,8,9 | 2,8,9 | 2,3
選択した難易度に合わせて各プレイヤーに指定の枚数のチリカードを配る。それを各自の手札とする。
今回のゲーム用のチリソースを準備する:難易度に応じたレベルのチリソースを箱に戻す。このゲームでそれらは用いない。
最近最も辛いものを食べた人がスタートプレイヤーとなってスプーンを受け取る。
ゲームの手順
手番順の決定
スタートプレイヤーから順番にカードセットを表向きで自分の前に出す。カードセットは同じ値のカード1枚以上で構成される。時計回りに各自が1セットずつ出す。
ワイルドカード(X)はほかの数字の代わりにできる。Xのみで使うと13より強い(最強の)数字となる。
手番順は、「カード枚数が多い順」「同数なら、数字が大きい順」「それも同じなら、先に出した順」となる。最も手番が早い人がスプーンを受け取る。
この時点では、まだ自分が出したカードセットは表向きのまま自分の前に出しておく。
【フェーズ1】
カードスロット1つを選んでそこにあるカード全て取り、自分の前に裏向きで置く。この裏向きの山札を個人の「材料デッキ」とする。材料デッキは常に裏向きだが、あなたはいつでも自分の材料デッキの中を確認して良い。注意:獲得したカードは常に材料デッキへ置く。決して自分の手札に直接加えてはいけない。
カードスロットを選ばないこともできる(つまり何も獲得しない)。
次に、プレイしたカードセットを捨てるか保持するか選ぶ。保持する場合、カードセットを材料デッキに裏向きで加える。捨てる場合、捨て札置き場へ捨てる。
各自が手番を終えたら、このラウンドは終了する。空いたスロットを埋める。山札がなくなったら、捨て札をシャッフルして新しい山札を作る。
スプーンを持っている人から次のラウンドを始める。
全員の手札がなくなるまでフェーズ1のラウンドを繰返す。ほかのプレイヤーの手札があるのに自分の手札がなくなったらプレイヤーは、フェーズ1の間、ほかのプレイヤーの手札がなくなるまで手番を飛ばされる。
全員の手札がなくなったら、フェーズ2へ移行する。
【フェーズ2】
フェーズ2が始まる前に、準備として、チリソースを「プレイ人数+2」枚表向きで並べる。
そのあと、各自は自分の材料デッキ全てを手札とする。
このフェーズでは、特別アクションを除いてフェーズ1と同様に手番順を決める。
手番では以下の選択を行う:
「チリカードをとる」(フェーズ1と同様)
又は「チリソースを作る」
チリソースを作る
チリソースの右上には勝利点が書かれている。下のエリアには、辛さレベルが示されている。これは手番順決めの際にあなたがプレイしていなければならないカードセットの最低枚数を示している。もしチリソースを作った場合、そのカードセットは全て捨て札にする。チリソースを獲得し、自分の前に置く。
特別アクション
フェーズ2では、カードセットをプレイしないことを選択できる。これは、このラウンド、チリカードの獲得もチリソースの作成も行わないことを意味する。その代わりに、あなたは自分の材料デッキ全てを手札に加える。次のラウンドでは、これらの手札全て(言い換えれば、あなたの全てのカード)が使用可能である。
各自が手番を終えたら、カードディバイダーの空きスロットを埋め、獲得されたチリソースの代わりに新しいものをサプライから置く。手札を使い切ったプレイヤーは、次のラウンドの為に材料デッキを全て手札とする。通常通り、スプーンを持つプレイヤーから次のラウンドを開始する。
ゲームの終了
いずれかのプレイヤーが、いかに示す数のチリソースを作り、且つ、チリカードが手札にも材料デッキにもない状態になったらこのラウンドでゲームは終了する。
必要なチリソースの数は、難易度とプレイ人数によって決まる。
マイルド
2人 ⇒ 5ソース
3人 ⇒ 4ソース
4人 ⇒ 3ソース
ホット
2人 ⇒ 6ソース
3人 ⇒ 5ソース
4人 ⇒ 4ソース
激辛
2人 ⇒ 6ソース
3人 ⇒ 5ソース
4人 ⇒ 4ソース
獲得したチリソースの獲得を合計し、プラスの得点とする。残った手札と材料山札は1枚毎にマイナス1点(カードの数字は無関係)。
最も得点の高いプレイヤーが勝利する。同点の場合は勝利を分かち合う。
訳者あとがき
間違いなどありましたら教えてください。
ゲーム慣れしている人は、最初から「ホット」でやった方が良いと思います。マイルドだと、本当にマイルドで、フェーズ2の熱さを知る前に、手札運などでサクッと終ってしまって微妙になる可能性があります。
「どんなゲームなのか知りたい」というぐらいなら、マイルドでも短時間で終わるので良いかもしれません。
ルールには明記されていませんが、材料デッキが空の時は特別アクションできない、とした方が、膠着が起こりにくくなって良いかと思いました。
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