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元任天堂のゲーマーがeスポーツに関わろうと思った3つの理由

はじめまして、eスポーツ専業会社ウェルプレイド 執行役員CMOの坂田です。さかじゅんと呼ばれています。

さて、いきなりなんでnoteを書きはじめたかっていう話なんですが、
・eスポーツに関係する情報を発信することで業界の発展に貢献したいから
・ウェルプレイドのことをもっと知ってもらいたいから
・アウトプットすることでインプットしたことを整理して吸収したいから

という理由です。eスポーツ業界のため、会社のため、個人のため、色々です。

何気にnoteを書くのが初めてなので、まずは簡単に自分の略歴を紹介します。

【略歴】
1996年     テレビ東京『64マリオスタジアム』にてマリカー優勝
2010年4月〜 任天堂株式会社 ネットワーク事業部 平社員
2014年4月〜 広告代理店起業 執行役員COO
2016年10月〜 株式会社バイセルテクノロジーズ デジタルマーケティング部 部長
2017年10月〜 株式会社FUNDBOOK 取締役CMO
2018年11月〜 無職
2019年2月〜 フリーランス(マーケティングコンサル)
2019年11月〜 ウェルプレイド株式会社 執行役員CMO

自分で言うのもなんですが、わりと色んなことを経験してきています。
新卒は任天堂という大企業から始まり、そこから起業したり、ベンチャーいったり、スタートアップ立ち上げたり、フリーランスやったり、、、一通りの組織や役職を通ってきました。
そして、最終的に今はウェルプレイドで「ゲームに、もっと市民権を」というビジョンを達成するためにコミットしています。

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ウェルプレイドが掲げるビジョン

このnoteで伝えたいこと

今回はフリーランスになったタイミング(もう1年前)でなぜeスポーツに関わろうと思ったかについて書いてみます。「eスポーツに関わってる人ってどんな人がいるの?」ということについて、自分を一サンプルとして伝えられればと思います。

で、それを語るためには自分のゲームとのつながりや任天堂から紆余曲折あって無職になった経緯を話さなければならないので…遡りながらいきます。


幼少期からゲーム大好き

まず、初めてゲームに触れたのは3歳くらいです。兄がいて一緒にゲームをしてたからか、小さい頃からゲームが大好きでした。

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「ファミコン上手!」と褒められている

小学生の頃は基本的にゲームのことばかり考えていて、ゲームが生活の中心でした。ゲームのために生きているといっても過言ではないです。当然友達と遊ぶときは外で遊ぶんじゃなくて家でゲームです。

プレイしていたタイトルは、ドラクエやFFなどのRPGのやりこみ系を中心にやりつつも、マリカーやスマブラ、ストツーやパワプロなどの対戦系も幅広くやってました。わりとどのジャンルも卒なくこなすゲーマーです。

特にマリカーは好きすぎて、小学4年生のときにテレビ東京の『64マリオスタジアム』というテレビ番組に出演して優勝するにまで至りました。当時のあだ名は「チャンピオン」でした

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『64マリオスタジアム』なんて、今の若い子はもう知らないよね…

任天堂入社から紆余曲折あり無職へ

そんな感じでただのゲーマーのまま大学生になり、就活の時期になります。就活の話を書くと長くなるので割愛しますが(また別途書きます)、結論から言うと、任天堂とサイバーエージェントから内定をいただきました。

このとき、「好きなことを仕事にしよう!俺はインターネット広告じゃなくてゲームが好きなんだ!」という理由で任天堂に入社しました。
※当時は、サイバーエージェントにゲーム事業は存在しませんでした。。。

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4年間お世話になりました

任天堂では、当時3DSをちょうど開発中で、ニンテンドーeショップというオンラインのDLストアの立ち上げと運営に関わらせてもらいました。任天堂での話も長くなるので割愛しますが笑、4年弱働いて辞めました。当時、「任天堂を退職しました」というブログを書いて炎上して2ちゃんねるにまとめられたりもしたのですが、折を見てそちらも振り返ります笑。

任天堂を退職してからは色んなご縁で広告代理店を起業したり、スタートアップ立ち上げに参画させていただきました。このときは、「何をやるかより誰とやるか」を大事にして動いており、ゲームからは完全に離れていました。もちろん息抜きにゲームをすることはあったけれども、忙しさを理由にあまりやってなかったです。

そして、2018年11月に一度人生の休息をとろうということで、無職になりました。

無職期間中にeスポーツに関わりたいと思った理由

(ついに本題!)
3ヶ月間無職をやっており、まとまった時間ができたので、今後の人生について自分は何をしたいか、どうしていこうかを考えていました。

そんな中で「eスポーツに関わりたい!」と思った理由は、以下の3つです。


①自分が本当に好きなものはゲームだ!心の声に従おう!

当時もう31歳でしたが、就活ばりの自己分析をあらためてしてみました。「自分は何が好きなのか?」「どんなことがしたいのか?」「どんな人間でありたいのか?」を紙に書き出し、「なんで?」を5回くらい繰り返してたんです。

そのとき「何をやるかより誰とやるかのほうが大事」というのは自分の信条にあったのですが、一周回って「やっぱり何をやるかも大事じゃね?」「自分がパッション持てる事業をやりたいよね」という考えに至りました。

で、当時は本当に何も縛られるものがなく時間ばかりがあったので、気の赴くままの行動をしてました。そしたら、1日15時間くらいスプラトゥーン2をやってたりするんですよね。そのときに「あ、俺、やっぱりゲームが好きだわ!」と痛感したんです。

この心の声に従おう、パッションに従おうということで、いったんゲーム周りで何か面白そうなことないかなぁと探し始めました。ゲームに関わるって色んな関わり方あるんですよね。そのとき、「そういえば、最近はeスポーツっていうのをよく聞くなぁ…」と思い、eスポーツに目をつけていくことになります。


②eスポーツの時流が来てる!

ちょうど2018年は「eスポーツ元年」と呼ばれており、eスポーツの時流が来ているように思えました。
(実は毎年「eスポーツ元年」と呼ばれて関係者はうんざりしている…)

2018年には、下記のような出来事がありました。

・国内e-Sports業界での統一団体となる、日本eスポーツ連合(JeSU)が設立された
・"アジア版五輪"と呼ばれるアジア競技大会で、「ウイニングイレブン 2018」の大会が開かれた
・「Shadowverse World Grand Prix 2018」にて、国内初となる優勝賞金1億円の大会が開催された
・日本野球機構(NPB)が「パワプロ」のプロリーグであるeBASEBALLを立ち上げ、eスポーツに進出した
・「有吉ぃぃeeeee!(テレビ東京)」「eGG(日本テレビ)」など、e-Sportsに焦点を当てた番組が複数のテレビ局で放送が開始した

これはもうただのタイミングです。
さらに、ときどさんや梅原さんが『情熱大陸』や『プロフェッショナル 仕事の流儀』に取り上げられるなど、プロゲーマーも注目されていました。

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 ちなみにときどさんは後から気づいたけど大学の同級生だったw

このような出来事を知って、
「ゲーム好きな人たちがこんなに盛り上がってるのか!乗るしかない、このビッグウェーブに!」
というノリで、eスポーツのことを考えるようになりました。

③eスポーツが盛り上がってプロゲーマーが活躍する未来ってワクワクするじゃん!

自分が小さい頃はeスポーツなんて言葉はなかったですね。プロゲーマーなんてのも存在しませんでした。ゲームで食っていく世界なんてなかったです。考えられなかったです。

でもそんな世界が目の前に広がりつつありました。

「ゲームがうまいやつが賞賛されて世界的に活躍する」
「ゲームによって熱狂が生まれる、ゲームを見て楽しむ」
「ゲームによって人がつながる」

そんな世界をつくるために自分は何かできないかな?そんなことを考えてるとワクワクする自分がいました。具体的に何やろうかとか決めてないけど、絶対に関わりたい、そう思いました。

早速行動!話を聞きにいく


そんな理由から「eスポーツに関わりたい!」という結論に至り、早速行動。知り合いのツテをたどって、ウェルプレイド代表の谷田にすぐ会いに行きました。なかなかのスピードで意気投合してウェルプレイドにジョインすることになりました。

ちなみに、ウェルプレイド以外でもeスポーツに関わってる企業何社かに話を聞きにいかせてもらいました。そんな中で、「なぜウェルプレイドを選んだか?」は次回にでもまた書きます笑。

おわりに

久しぶりに書き物したけど、なかなか疲れるな笑。

実は、ウェルプレイドの人たちはnoteやtwitterで発信している人が多いです。そんな中、代表の谷田からは「さかじゅんはアウトプットイップスで全然発信しねぇからなー」と煽られたので、これを機に今後発信していきまくります。

基本的に何でもオープンにフラットに話したい人なので、ぜひお気軽に絡んでください。質問箱とTwitter貼っておきます。



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