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貧血が薄毛の原因になることがある?貧血の原因や予防法って?

女性は男性と比較して貧血になることが多いと言われています。月経などがあり、出血することが多いからです。しかし、貧血は当然、女性ばかりに起こるものではありません。男性であっても貧血になることはあります。
貧血は薄毛の原因になることがあると言われています。もしかすると、あなたの薄毛は貧血によって引き起こされているものかもしれません。
今回は、貧血が起こる原因や、貧血と薄毛の関係性などについてご紹介します。

貧血の原因

貧血は、血液の量が減少する、もしくは赤血球中のヘモグロビン(血液中の酸素を運ぶ役割を持つ色素)の量が減少する、ことで引き起こされます。
ヘモグロビンが減少することで酸素を全身に運びにくくなり、体の中が酸欠状態になります。その結果、立ち眩みなどの症状が現れてしまうのです。

貧血で見られる代表的な症状
・めまい
・倦怠感
・顔面蒼白
・息切れ
・動悸
・立ち眩み
など

血液が体外へ排出されることで貧血になりやすくなります。女性の場合は月経があり、毎月出血が起こることで貧血になりやすくなりますが、男性もケガなどで出血をすれば貧血になりやすくなるものです。
血液量が減ったり、ヘモグロビンの量が減ったりしてしまうことには、以下のような原因があります。

・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・腎障害
・大腸がん
・胃がん
など

このように、男性の貧血の場合、ケガなどによる出血もなく発症した場合、重大な病気が原因になっている可能性も考えられます。ただの貧血と侮ることなく、貧血になったらできるだけ早めに医者に診てもらうようにしましょう。
貧血の検査では、赤血球の数、ヘモグロビンの濃度、ヘマトクリット(赤血球、白血球、血小板の体積比)の値などを調べ、原因を探り、対策を考えます。原因がほかの病気にある場合は、その治療を優先して行います。貧血はほかの病気の発生を知らせるシグナルになる可能性があることを覚えておいてください。

過度な飲酒が貧血を引き起こすことも

貧血を引き起こす原因には、過度な飲酒というものがあります。
貧血の改善には、鉄分のほかにも、ビタミンB12、葉酸の摂取が必要です。しかし、飲酒をすると、そのビタミンB12や葉酸を上手く吸収できなくなってしまいます。お酒を飲む量が多ければ多いほど、吸収力は低下していくものですので、毎日たくさんのお酒を飲むという人は、できるだけ量を減らしていくようにしましょう。
また、胃や腸内の環境が乱れることでも、栄養の吸収力が下がります。胃腸の調子が悪いという方は貧血になりやすくなるので、できるだけ早めに病院で診てもらうようにしてください。

ひんけ②

貧血が薄毛の原因になることも

貧血には薄毛を引き起こしてしまうリスクもあります。
貧血は血液の量やヘモグロビンの量が減少することで引き起こされます。ヘモグロビンは酸素を全身に供給する役割を持ったものです。貧血になるとヘモグロビンの量が減少し、全身に酸素を運べなくなります。
髪の毛の発育には、酸素が必要です。酸素が髪の毛に供給されないと、髪の毛は成長することができなくなります。ヘアサイクルも乱れやすくなり、抜け毛の量が増えてしまうのです。
ヘアサイクルとは、髪の毛が成長したり抜けたりする周期のことです。髪の毛は、成長期、退行期、休止期、脱毛・新生期に分かれ、生えたり抜けたりを繰り返しています。

・成長期
毛乳頭が活発に活動して髪の毛が成長する時期(期間はだいたい3~5年)
・退行期
毛乳頭の活動が小さくなり、毛球部が委縮してどんどん小さくなっていく時期(期間はだいたい2~3週間)
・休止期
毛乳頭の活動が完全に休止する時期(期間は数か月)
・脱毛、新生期
毛乳頭が活動を再開する時期。新しい髪の毛が成長をはじめ、古い髪の毛が自然脱毛する時期

脱毛・新生期が終わると成長期に戻ります。髪の毛は健康なものであっても、このヘアサイクルを繰り返しており、誰であっても一定間隔で髪の毛は抜け落ちているものなのです。健康な人でも、1日に50~150本は髪の毛が抜けています。
しかし、ヘアサイクルが乱れることで、退行期や休止期の期間がぐんと長くなってしまうことがあります。そうすると、髪の毛がほとんど成長せず、抜ける量が生える量を大幅に上回り、薄毛になってしまうのです。
貧血になると、酸素が供給されなくなり、ヘアサイクルが乱れてしまいます。ヘアサイクルが乱れると、1日に200本以上の髪の毛が抜け落ちてしまいます。最近抜け毛が増えた、という方は、貧血気味になっていないか検査してみるのもいいでしょう。

貧血対策法

貧血を解消するためには、鉄分の摂取が欠かせません。日々の食事に鉄分を多く含んだ食材を使うようにしましょう。また、鉄分以外にも必要な栄養素があります。貧血予防、貧血解消のために必要な栄養素を把握しておきましょう。

・鉄分
ヘモグロビンを作るのに必要
・タンパク質
ヘモグロビンを作るのに必要
・ビタミンE
赤血球が溶血するのを予防する抗酸化作用がある栄養素
・ビタミンB6
補酵素として働きを持っており、ヘモグロビンの産生に必要
・ビタミンB12
赤血球形成に必要な栄養素
・ビタミンC
鉄の吸収を助ける栄養素
・葉酸
巨赤芽球性貧血を予防するために必要

貧血対策のためには、以上のような栄養素を含んだ食材を積極的にとるようにしましょう。
貧血対策になる食材には、主に以下のようなものがあります。

・レバー
ヘム鉄が豊富に含まれています。ビタミンCも多く含んでいます。
・赤身肉、赤身魚
タンパク質が豊富に含まれています。
・ひじき
非ヘム鉄と呼ばれる鉄分が含まれています。ヘム鉄やビタミンCと一緒に摂取することで吸収率がアップします。
・ほうれん草
鉄分を豊富に含んでいます。

ほかにも、以下のような食材が貧血対策に有効です。

・しじみ
・豆乳
・枝豆
・卵黄
など

日々の食事にこれらの食材を使うことで、貧血対策になるでしょう。食事に取り入れることが難しいという場合には、手軽にとれるサプリなども販売されていますので、適宜摂取するようにしてみてください。

貧血で薄毛が進行した方には、自毛植毛がおすすめ!

貧血により薄毛がかなり進行してしまったという方には、薄毛治療として自毛植毛がおすすめです。自毛植毛は、その名の通り自分の髪の毛を移植することで薄毛を改善する治療法のこと。自分の髪の毛を使うため拒絶反応がなく、植毛後は髪の毛が生着し、はじめからそこに生えていたかのように成長してくれます。
自毛植毛がどのようなものかについては、過去の記事で説明していますので、以下にその記事の一部を引用しておきます。

自毛植毛というのは、自分の髪の毛を毛根ごと採取し、それを髪の毛が薄くなった場所に移植することをいいます。
まず、後頭部などのAGAの影響を受けにくい(髪の毛が抜けにくく残りやすい)部位である後頭部から髪の毛を採取するところから治療は始まります。後頭部を刈り上げ、そこから毛根ごと髪の毛を採取するのです。
採取された髪の毛はグラフトと呼ばれ、移植はグラフト単位で行われます。1グラフト=髪の毛1本、ではなく、基本的に1グラフトには数本の髪の毛が含まれます。また、自毛植毛にかかる費用はグラフト単位で計算され、移植するグラフト数が多ければ多いほど費用は高くなっていきますので押さえておきましょう。薄毛の度合いによって必要なグラフト数が変わりますので、どの程度のグラフトが必要になるか事前にしっかりとクリニックで確認するようにしてください。
採取したグラフトを、毛根ごと薄毛が気になる部分に移植して、治療は完了となります。
引用:https://note.com/jun0722/n/n8ca36956beea
自毛植毛のメリット
・毛根が完全に死んだ場所にも移植ができる
普通、薄毛治療を行うのであれば、そこに毛根がないと実現できません。例えば増毛の場合、髪の毛をそこに生えている髪の毛に結び付けるなどしますので、ある程度髪の毛が生えていないとできないわけです。
しかし、自毛植毛の場合は毛根ごと髪の毛を移植することになるため、完全に毛根が亡くなった場所であっても髪の毛の生着が期待できます。また、自毛植毛で移植した髪の毛は移植後、そこに生着し成長していきます。薄毛がどのような状況であっても効果が期待できるという点が、自毛植毛の大きなメリットであると言えるでしょう。
・拒絶反応の心配がない
自毛植毛はもともと自分のものだった髪の毛を移植することになります。そのため、移植による拒絶反応が起こりません。人工植毛の場合はナイロンやポリエステルなどの化学繊維を使うため拒絶反応が起こったり、炎症が起きたりするなどのトラブルリスクがあり、また定期的なメンテナンスが必要になるなどありますが、自毛植毛ではそのようなことがありません。
安心して施術を受けることができるというのも、自毛植毛の大きなメリットのひとつであると言えるでしょう。
・自然な仕上がりが期待できる
自毛植毛で移植する髪の毛は、自分の髪の毛です。そのため、髪の毛は移植したのち、自分の髪の毛としてその場所に生着します。成長したり生え変わったりなど、もともとそこから生えていたかのような形で生え続けてくれますので、周囲との髪の毛となじみやすく、自分のごのみの自然なスタイルを作りやすいです。
また、後頭部や側頭部といったAGAの影響を受けにくい髪の毛を移植することで、AGAになりにくい髪の毛を頭頂部や生え際に生やすことができるようになります。つまり、もともとの髪の毛が持つ特徴をそのまま受け継いでくれるということ。移植後に髪の毛が抜け落ちにくく、自然なスタイルに仕上げられるというのも、自毛植毛の大きなメリットのひとつであると言えるでしょう。
・日本皮膚学会が推奨している
日本皮膚学会が定めている「脱毛治療の診療ガイドライン」で、自毛植毛はおすすめの施術法であると紹介されています。推奨度はA~Eの5段階判定のBとされており、これは上から数えて2番目の推奨度です。ちなみに人工植毛は推奨度がDとあまりおすすめされておらず、それだけ自毛植毛の安全性などがわかるでしょう。皮膚への影響が少ないというのも、自毛植毛のメリットであると言えそうです。
引用:https://note.com/jun0722/n/n8ca36956beea

おすすめの自毛植毛クリニック
アイランドタワークリニック

ひんけ③


貧血が薄毛を引き起こすことがあります。薄毛にお悩みの方は、ここで紹介したことを参考に、まずは貧血対策を講じてみてください。


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